パフォーマンスアップのための身体操作 〜モーターコントロール〜

こんにちは!
パーソナルトレーニングのHIDEです。
本日は”パフォーマンスアップのための身体操作 〜モーターコントロール〜”についてお話ししたいと思います。

私たちは無意識で当たり前のように体を動かし、日常動作やスポーツを行っています。しかし、脳や体の中ではあらゆる情報の処理と運動が常に連動しています。

どういう動作を行うかの意思決定を行った際に、その動作を行うための姿勢・方向・範囲・タイミング・使用する筋の種類・力の出し具合・など、様々な条件を決めて1つの運動を神経を通して行います。

このように脳と体は複雑な情報処理と指令を繰り返して私たちは運動を行っています。

極論ですが、あらゆる動作において自分の思い通りに体を動かすことができればパフォーマンスは確実に上がります。

パフォーマンスアップの土台が、この身体操作なのです。
一概に身体操作と言っても様々な要素がありますが、ここでは大きく3つの要素で考えてみましょう。

まず

①「体の各部位や関節を自分のイメージ通りの位置に動かす能力」

です。これは客観的に外見ではっきりと正解・不正解が分かります。
例えば、、、

自分の両腕を肩と同じ高さで真横に伸ばしてみてください。

自分の目線からでは腕の高さがどこにあるか分かりづらいですが、誰かに写真を撮ってもらったり鏡で見たりすると、意外と真横に腕を伸ばせていなく、肩よりも腕が低かったり高かったりというエラーが起こってきます。
静止した状態でただ腕を真横に伸ばすだけでの動作でさえ、自分の思い通りにできなかったとしたら、スポーツなどで動いている状態での体のコントロールはより難しいものになります。

次に

②「体を動かすタイミング」

サーフィンの場合、波や風などの自然を相手にして行う競技のため、このタイミングが非常に重要になります。

自然という外的環境が変化する中で自分がいつどの波に乗り、どの瞬間に立ち上がるのか、という要素がこのタイミングになります。良い姿勢で動作を行えるとしても、このタイミングがずれてしまっては意味がありません。

そして3つ目の要素が

③「力の伝え方」

人間の体は部位ごとに役割があり、各部位の役割や動きが連動して全身の滑らかな動きや素早い動きに繋がります。

体を動かすのも固定するのも、全て筋肉や関節が関わっています。

日頃の姿勢や生活習慣、もしくは競技動作での左右差など、様々な要因で筋肉のアンバランスが生じます。このアンバランスな状態をわかりやすく言い換えると、ある特定の部位の筋肉を酷使し、別の部位の筋肉は楽をしている(使われていない)という状態です。

筋のアンバランスが続くと、全身の連動性を失う方向に影響します。

では、人間の関節がそれぞれどういう役割を担っているのかを図で見てみましょう。

上図のように、人間の関節は

可動性:Mobility joint = 関節を大きく動かす役割(以下、モビリティ関節)

安定性:Stability joint = 関節を安定させる役割(以下、スタビリティ関節)

という役割が各関節に存在します。

モビリティ関節では動きの方向や動く範囲をしっかり確保しないといけません。この代表的な関節が、股関節や肩関節です。これらの関節の可動域が狭いと体全体の動きが小さくなります。

走る動作を例にすると速く走ろうと思ったら、腕をしっかり振ると思います。

しかし、腕を使わずに気をつけの状態で走るとしたら、走りづらくなるしタイムも落ちます。これは、肩というモビリティ関節が使えないことで走る際の全身の連動性(力の伝達)が失われるからです。

現代社会では、このモビリティが失われやすい生活習慣が多いです。

その際たる例が、デスクワークやスマホによる長時間の不良姿勢です。

モビリティ関節は可動性を確保したい関節なのに、日常的に動かさなければ当然可動域は狭くなっていきます。

仕事の合間や起床後、就寝前など、時間を見つけて小まめに関節を動かす習慣をつけましょう。

毎日のちょっとした行動を継続するかしないかで、いずれ大きな差となってパフォーマンスに影響してきますよ。

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