KNOT裏話~「スタッフのひとり言:日本のサーフマーケット事情②」

―日本ではプロサーファーが”プロ”でありながらサーフィンでは食べていけない。そこには、海外との賞金額の差以上に、競技ファーストの風潮、カルチャー醸成の未熟さがあった――

世界に目を向ければ、技術も個性も、社会への影響力も備えたスターサーファーが数多くいる。
日本で同じようにサーファーが認められるにはどうしたらいいか。

フィギュアスケートを例にしよう。
競技ルールは知らなくても、浅田真央・羽生結弦選手といえば多くの国民が知っている。
そのスケーティングや考え方に惹かれてグッズを買ったり同じものを使いたいというファンも多く、数々のスポンサーが起用している。
さらに、世界で活躍する彼らを目標にスケートを始めるキッズが増え、日本の国内レベルは今や世界レベルである。
憧れのスター選手、世界チャンピオンが生まれることは、何よりもマーケットを活性化させる。


そこで、私たちが第一に目指したのが、「日本からサーフィンの世界王者を出す」こと。
横乗りスポーツ=若者文化のイメージを覆し、サーフィン市場を根底から動かすには、まずサーフィンに興味を持ってもらわなければならない。

注目を集めた先に、サーフィン本来の魅力を見せる。

ルールがわからなくても、試合でポイントがつかなくても魅了されてしまうカッコよさや、自然を相手にする果敢なチャレンジで人々を感動させることができれば、本当の意味でサーフ界は大きく変化するに違いない。
コンペとは異なる、魅力あふれるフリーサーフィンの世界へようこそ、だ。
早くからフリーサーファーを志し、サーフィンを愛し、そのライディングやライフスタイルで見る者の心を動かすサーファーになることを目指してきた大橋が、新たなステージに挑戦した意図はここにある。

技術とスタイルを兼ね備えた世界レベルのスタイリッシュサーファーが日本でも評価され、スポンサー獲得やサーフィンレベルの向上、ひいては育成環境の充実につながることで、次世代のサーファーがもっと育ちやすくなる。

コロナ禍で、日本でもワーケーションが進んだり、密にならず自然の中で楽しめるキャンプやサーフィンを趣味とする人が増えている。

一時期のブームで終わらせるのではなく、憧れのサーファーを夢見て、サーフィンをライフスタイルの一部として誰もが楽しめる未来を、私たちは目指している。

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