ぶれない軸を作るヨガ
サーフヨギーの小林雅仁です。
サーフィンは、何と言ってもフィールドが常に動き続けている海の上にいるので、バランスを保つのが本当に大変です。
バランス感覚が良い方でもやっぱり難しいのが面白いところ。
毎日サーフィンできれば問題ないですが、いざという一瞬をより楽しむためには、
”ブレない軸”をつくっておいて損はないでしょう。
また中上級者の方も、このポーズを練習すれば更なるスキルアップに繋がるはずです。
今回ご紹介するポーズは、空間の広さや大地との繋がり、心地よい風の調和を感じられる
僕の大好きなラインナップです。
ポーズをとることで今自分に必要なことが見えたりします。
意外とサーファーの男性はできないことも多いです!
しかしやったことのない動きで身体が反応し、違和感を覚えることは当たり前です。
まずは考えずに、是非楽しみながらトライして下さい!
1から順番に行っていくのがオススメです。
1,High lunge (ハイランジ)
下半身の力をしっかりと使っていることを感じられるポーズ。
主にモモ周りを引き締め、骨盤を立てる力を養います。大きな筋群を働かせるので、血液の巡りも良くなってきます。
脚を前後に大きく開き、前ヒザはカカトの上まで踏み込みましょう。後ろ足はカカトを蹴り出して、膝が曲がって落ちないように、前モモを引き上げながら伸ばし続けます。
両手は空に高く伸ばして、上半身は柔らかく保ちます。
5呼吸ほどキープしましょう。
※腰を反りすぎないように注意して、骨盤は無理に正面に向けなくてもOK。
2,Trikonasana トリコーナーサナ (三角のポーズ)
このポーズは、体幹、背中、太もも、脚を強化します。
両足を1mほど開き、後ろ足先を90度に、前足はまっすぐに置きます。
両腕を広げて、前足に向かって身体を真横に倒しましょう。
前の手は地面に着くか、キツければスネに乗せます。
両脇腹を真っ直ぐに伸ばし続けて、肩周りの緊張は少し抜きましょう。
深呼吸を30秒〜1分続けます。
※前のヒザは軽く曲げて完全に伸ばしすぎないように。
3, Ardha Chandrasana アルダチャンドラーサナ(半月のポーズ)
このポーズは背骨の筋肉を柔軟に強化し、集中力の持続時間を伸ばすのに効果的です。
まず2の三角のポーズから、前ヒザを曲げて後ろ足を半歩前に近づけます。
後ろ足を高くあげて、カカトを押し出して強くしましょう。
前の足は前モモを引き上げて、ヒザを伸ばします。
上体が前に倒れないように、肩は張りましょう。身体の揺れや、足裏の感覚を楽しみながらバランスを保ち深呼吸を20~30秒。
※下の手はバランスを保つための補助くらいにしましょう。キープが難しい場合は壁に寄りかかって練習をしてみて下さい。
4, Virabhadrasana Ⅲ ヴィーラバドラーサナ3(戦士のポーズ3)
このポーズは、脚やお腹周りの筋力を強くし、姿勢を整えます。
全身の力強さを感じられることでしょう。
まず両足を1mほど開き、前のヒザを曲げて体重を乗せながら、後ろ足を浮かせます。
バランスを取りながら、前ヒザを伸ばして、後ろ足は地面と水平なところまで上げましょう。身体の前面も水平にし、両手と後ろ足で引っ張り合うように、20~30秒キープします。
※前のヒザは伸ばし切らなくてもOK。上げている足の前モモを下に向けて、内モモを寄せ合うようにすると効果的です。
以上
いかがでしたでしょうか!
いわゆるインナーマッスルと呼ばれる内側の筋肉をたくさん使うので、練習しているうちに代謝が上がったり、どこかエネルギーが湧いてくる感じがしましたか?
シンプルなものほど奥が深く、終わりない探究がまた始まりますよ!