世界的スタイルマスター”ハリソン・ローチ”が魅せる二刀流の極意
川名健太です。
今回ご紹介するサーフムービーはStab magazineの企画でローンチされた動画
‘The Mysterious Affair’
With
Harrison Roach
について私なりのレビューをしてみたいと思います
動画のメインキャストはスタイリッシュなサーフスタイルで世界から大きな注目を集めているオーストラリアのヌーサ出身のサーファー、ハリソン・ローチ。
Harrison Roach
彼が用意された3本のショートボードを乗りこなしインプレッションをトークする内容の動画となっています。
ハリソンの育ったバイロンベイに位置するヌーサポイントはメローなブレイクが多い事からロングボーダーが多いイメージのポイントでもあります。
しかしヌーサで育ったハリソンは今までロングボードに限らず、様々なサーフボードを乗ってきたと語っています。
今回用意されたサーフボードはPYZEL・JS・MEYHEMと世界的トップシェイパーの達のものです。
PYZEL ”Shadow”
JS ”Raging Bull”
MEYMEM ”Driver 2.0”
ボードスペックは5’7でリッターサイズは27〜28.4Lとハリソンのボードサイズに合わせてシェイプしたものと見られます。
シックなカラーリングもハリソンに合っていますね。
MEYHEMの動画ではウェッジーなポイントの波でフィンアウトのソリッドなリッピングを連発。
一見とてもいい波に見えるが波がシフトしスキルが必要とされる癖のある難しそうな波質にも見えました。
しかし、重たいシングルフィンのロングボードを巧みに操る持ち前のレールワークを生かし、しっかりとアクションを刻んでいます。
PYZELの動画ではロングボーダーとは思えないハイクォリティなエアーリバースをしっかりとメイクし彼のサーフィンスキルが炸裂。
冒頭にあるノーズライディングの写真と比べてみると同一人物とは思えない程ですね。
そして今回この作品を見て一番感じた部分でもあるのですが、チューブライディングのスキルがものすごく高いという事です。
そして何よりもスタイリッシュであるという事です。
様々なサーフボードで色々な波をしっかりと乗ってきた証拠なのだと思います。
JSでもスタイリッシュなターンを連発。
いかがでしたでしょうか。
ロガーでありながら様々なサーフボードを乗りこなし自身を表現するハリソンの魅力をお伝えしました。
ショートボーダーもロングボーダーも対照的な板に乗る事によって、新たな発見や新しいスタイルを発見できるかもしれません。
ロングもショートも乗りこなせるサーファー。
かっこいいですよね。
是非色々なサーフボードでエンジョイしてみてはいかがでしょうか!
最後にハリソンのロングボード映像をもっと見てみたい!といった方はこちらをチェックしてみてください。
8年前、彼が22歳頃のヌーサヘッズでのクリップです。