大橋海人pick’s:プロツアーに出場することだけがプロサーファーの仕事ではない プロサーファー 粂悠平
こんにちわ!
大橋海人です。
ゆうへい君はクメブロの兄で、
俺も小学1年くらいから一緒にサーフィンしている親友。
彼はクメブロの兄と言うより俺らの兄貴で、いつも笑顔で見守ってくれてるタイプサーフィンもめちゃくちゃ上手くスタイルもカッコいい
だか、試合には勝てなくずっと悩んでいた彼がYouTubeに出会い変わった感情、環境がここで書かれていますので、是非 見てみて下さい。
必ず自分の、人生に役立つと思います。
目次
|はじめに
こんにちわ。
サーフィン系YouTuberプロサーファーの粂悠平です。
そうです。Kumebro’sのお兄ちゃんです。
早速ではありますが
本日は”プロツアーに出場することだけがプロサーファーの仕事ではない”について書かせて頂きたいと思います。
実は僕は8歳で初めて大会に出た時から、コンテストプロサーファーを辞めるまでの18年間ずっと大会が苦手でした。
そもそも僕のサーフィンの始まりは、記憶がないくらい幼いころからサーフボードに触れ合っていて、気がついた時にはサーフボードの上に立っていた所からのスタートです。。
幼き頃の僕にとって、遊びに行きたい場所は公園でも、遊園地でもなく海でした。
幼少期からそんな生活を送っていた僕にとって、プロサーファーになるという夢を持つのは必然だったと思います。
|18年間苦手な大会に挑む
小学校2年生の頃、初めてサーフィンの大会に出場しました。
ボロボロにやられてすごく悔しい思いをしたのですが、
今思うとこれがきっかけで、遊びのサーフィンから競技のサーフィンに変わった気がします。
その時から僕は、学校が終わった後も友達と遊ばず真っ先に家に帰り、
自宅目の前の海へとサーフィンの練習をしに行く日々に変わりました。トピックに18年間大会が苦手だったとありますが、
もちろん優勝できたこともあり、両手を掲げて叫ぶくらい嬉しい思いも沢山して来ました。
しかし、僕は極度のあがり症で、はじめて大会に出た時も試合の開始のホーンが鳴ったと同時にガチガチに緊張したんです。
その後も毎試合、ホーンがなるたびに体が一瞬で固まり、実力の半分も出せずに負けるというのが殆どでした。
よく言われていた言葉が、あります。
練習のサーフィンができれば絶対勝てるのに
と。
実力を発揮しきれないまま負けることが多かった僕は、あっという間に大会を心から楽しむことが出来なくなってしまいました。
それでも夢のプロサーファーになるために苦手な大会に出続けていました。
その期間は実に13年になります。
|プロになってからも何も変わらなかった
21歳のときに晴れてプロサーファーになることが出来
人生最高の喜びを体感したのも束の間、プロサーファーになった翌週にはプロサーファーとして大会にエントリーする日々がスタートしました。
プロの世界は甘くはなく、大会に対して苦手意識を抱えている僕が太刀打ちできるわけがなくてボロボロにやられていましたが、プロサーファーとしてなんとか活動しようと大会に出続けていました。
夢のプロサーファーになることが出来てもも、大好きだったサーフィンが嫌いになりそうになっていました。
僕は子供の頃からプロサーファーになるために、沢山の大会に出ていました。
プロサーファーになってからもサーフィンを続けるためには大会に出なくてはいけないと思っていました。
そもそも、この考え方に問題がありますよね。
大事なのは自分発信の気持ち
大会に出なくてはいけないのではなくて
本来大会に出たいでなくてはいけないのだと思います。
|自分に合ったサーフィンとの向き合い方
プロになって3年目。
様々な葛藤から大会から身を引くことを決意し、
プロサーファーとして大好きなサーフィンとどうやって付き合っていくかを悩んでいたとき、
コンテストには出ずに、動画メインで活動する海外のサーファーを見てハッと思いました。
見る人を魅了できるサーフィン動画を作りたい
これが僕の答えでした。
この時、初めて自分からやりたいという思いで大好きなサーフィンと向き合えたのです。
当たり前にやり続けてきたことを変えることは難しく、勇気がいることだと思います。
大会に出場するというサーフィンとの向き合い方のみに囚われず、自分がどうサーフィンと向き合っていきたいのか、心から楽しむためにはどうすべきなのかを一歩引いてみたことで、自分のやりたいことが見えました。
僕が思う1番大切なこと
自分が心から楽しめることをやるということ
大会を楽しんでやっている人はかっこいいし勝つ選手になる
あの時の僕の場合は、大会を全く楽しめていなかった。
そんな僕が楽しいと思えたことは、
見る人を楽しませる様なサーフィン動画を作り、メディアに出て、1人でも多くの人にサーフィンの魅力を伝えることでした。
仕事もスポーツも続けていれば、大変なことや辛いこともあると思いますが、やってることを自分が楽しめていれば乗り越えようとするパワーや集中力も、自分が楽しめていないことと比べたら比にならないくらい高いと思います。
もし、あの時の僕と同じような悩みを持っている方がいたら、今取り組んでることを自分自身が心から楽しめているのか自問自答してみてください。
自分の本当の望みや想いに気付けるかもしれません。