STAB in the dark2022で話題のLost SurfBoards「Driver 3.0」

はじめに

サーフィン系YouTuberプロサーファーの粂悠平です。このコーナーは、僕らが週一回交代で記事を書いているプロダクト「KumeBro’sおすすめアイテム」のコーナーです。
これまでもKumeBro’sのオススメコーナーで紹介して来た冬サーフィンをより快適に過ごすためのアイテムの数々。
僕らKumeBro’sもこのコーナーをやらせてもらうことになってから様々なアイテムを試し、良いなと思ったものを皆様に紹介させていただいています。
読者の皆様の中には「使ったことあるよ」という方もいるかもしれませんが、粂悠平が衝撃を受けたサーフィンをより快適にするアイテムを今回紹介させて頂きます。

サーフィンが最も楽しい時期は夏。
サーフィンハイシーズンにサーファーが待ちに待つのが「台風スウェル」。
そして、台風スウェルが来た時に大活躍するサーフボードが「ハイパフォーマンスボード」。
ここぞという時に、自分が信頼してサーフィンができるハイパフォーマンスサーフボードを皆さんは持っていますでしょうか?

今回のKumeBro’sのおすすめアイテムのコーナーでは、僕が衝撃を受けたハイパフォーマンスサーフボードを紹介したいと思います。

世界の名だたるサーフボードブランドの最強を決めるイベント「STAB in the Dark」

世界のサーフウェブメディア「STAB magazine」発信の人気イベント「STAB in the Dark」。
世界の有名ブランドが今季の一押しのサーフボードを持ち寄り、世界のトップサーファーの1人が、サーフボードのブランドロゴを隠した10本以上のサーフボードに試乗し、その中から今年の最強サーフボードを決めるという大人気イベントがあります。
今年のNo. 1は「Channel Islands」からリリースされている「CI Pro」でした。
ですが、今回のこのイベントは少し波紋を呼びました。
実はNo. 1はLost SurfBoardsのDriver 3.0だったんではないかという声が多かったのです。

この結果には様々な理由があるので割愛させていただきますが、Driver 3.0は今年の目玉商品になること間違いなしのボードだというのは断言します。

サーフボードそれぞれの個性とは?

僕は今まで多くのサーフボードブランドに乗らせていただきましたが、多くのサーファーに愛された世界的人気ブランド「Lost SurfBoards」だけはまだ乗ったことがありませんでした。
サーフボードはブランドごとに個性があり、メーカーによってはサーフボードの前に力を入れたほうがいいボード、後ろ側に力を入れたほうがいいボードとそれぞれ個性があります。
ボードの性能を引き出すためには、ボードの浮力バランスなどをしっかり理解することが重要です。

初めて乗るLost SurfBoards

僕はサーフボードの後ろ側に体重を乗せて走るサーファーなので、いままで調子良く感じていたボードは大体サーフボードの後ろ半分にしっかりとボリュームがあるボードを好んでいました。
仲の良い友人の湯川正人プロはLost SurfBoardsの契約ライダーで彼によく「悠平くんはLOST乗ったほうがいいよ」と言われていました。
しかし、彼のサーフィンはどちらかというと前をしっかり踏むサーファー。
僕は、勝手に「自分のライディングスタイルには合わない」と決めつけていたんです。
決めつけはやはり良くない、、、
僕個人の印象はLost SurfBoards Driver3.0はある程度どこを踏んでも機能してくれる非常にバランスのいいサーフボードだという印象です。
※ボードのモデルによってボードのボリュームバランスは違います。

サーフボードのこの部分を使わないと走り出しが悪いなど、ボードの特徴を引き出さないとサーフボードの良さは出ないのですが、Lost SurfBoards Driver3.0は後ろ寄りに浮力が欲しい僕が乗った時に素晴らしい滑り出しや、安定感などを感じることができた上、前を押し込むようなターンの際にも程よい反発も感じることができました。
これは今まで乗ってきたボードには感じられなかった乗り心地です。

Lost SurfBoards Driver3.0を粂悠平なりに分析してみた

まだまだ情報の少ないLost SurfBoards Driver3.0ですので、粂悠平なりのボード分析を書いていきたいと思います。
Lost SurfBoards Driver3.0はパフォーマンスボードという分類になると思います。
ノーズとテールにはロッカーがしっかりと入っていて、波のサイズが上がったときのスピードとコントロール性を感じられます。
テール形状はラウンドよりのスカッシュテールなので、ラウンドスカッシュです。
テール幅も狭いので、テールのロッカーとテール幅の狭さによりアクション性が高く、蹴り込んだ時にしっかりとボードが回転してくれます。
レールはノーマルでターンの際はレールが入りやすいです。

ボトム形状はクラシックなシングルダブルコンケーブが採用されているので、波のサイズが上がった時にシングルコンケーブで貯めた水をダブルコンケーブにより吐き出される水流れを感じることができました。
波のサイズは胸以上のサイズで最大限のパフォーマンスを引き出すことができると思います。

粂悠平的ボード計測

テイクオフの速さ
テイクオフの安定性
アクション性(ターン)
アクション性(リップ)
ドライブ性
ユーザーレベル中級者以上

これらのデータから完全なハイパフォーマンスボードだといえると思います。(※感想には個人差があります。)
パフォーマンスボードの中では、僕が乗ってきたボードの中でもベストになるサーフボードでした。
世界のトップサーファー達が絶大なる信頼を置くボードブランドだなと改めて思いました。
パフォーマンスボードを探している方は是非チェックすべきボードだと思います。

こんな人には合わない

ボードのテイクオフのアシストがない分初級者には安定性がないように感じると思います。

最後に

また一つ僕のサーフィンのレベルを上げてくれるそんなサーフボードがLost SurfBoards Driver3.0でした。
人により好みの、乗り心地はあると思います。
自分の乗り方には合わないだろうと決めていたことで選択肢を減らしていたというのが、本当にもったいなかったと思っています。
いろんなボードをテストするのは難しいと思いますが、自分のサーフィンのスタイルを日頃から意識することで自分のサーフィンの特徴を理解することができます。

自分のサーフスタイルを理解するということはとても大事で、そこを分析し、サーフショップに行きボードの特徴などを教えてもらい、自分のスタイルと照らし合わせることで、マジックボードと巡り合うことができると思います。
そうしてマジックボードと言えるボードに出会えた時、サーフィンの質がガラッと変わるでしょう。
是非今回の記事を参考にしていただいて、マジックボード探しに役立てていただけたら嬉しいです。
それでは怪我の無いようにサーフィンを楽しみましょう。粂悠平でした。

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【兄、粂悠平】【弟、粂浩平】
湘南茅ヶ崎出身の兄弟プロサーファーとして活動しています。
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