
【プロサーファー笹子 夏輝】初めまして
みなさんこんにちは!
プロサーファーの笹子夏輝です。
この度、QUIIVERでコラムを書かせていただくことになりました。
今回は、簡単な自己紹介と主軸であるサーフィン について書かせていただきます。
自分は生まれも育ちも湘南の茅ヶ崎で現在26歳です。
サーフィンは父親がやっていた影響を受け、7歳のときに茅ヶ崎の海で始めました。
初めてサーフィンの大会に出場したのは8歳のときで、地元茅ヶ崎で行われた大会でした。
結果は、、、、惨敗でした。(笑)
もともと負けず嫌いな性格ではあったので、すぐに大会が大好きになり、父親に夏の間は出来るだけ学校が休みの日は大会に出させてもらえるようお願いするぐらいでした。
コンペシーンを軸におき活動してきた幼少期
学生時代はサーフィン 以外には目もくれずひたすら海へ通い、オンシーズンの週末はひたすら大会。 オフシーズンは国内外へ遠征という日々を送りました。
この時の自身のサーフィンに対する気持ちとしては、大会で競い合うことは好きでしたし、色々な土地に大会のために行くことも本当に楽しかったです。
そして日本全国のサーファーと大会を通じて出会い、仲良くなりました。
普通の学生には出来ないことをさせてもらえたのは大きな財産です。
ジュニアの日本代表として2度世界戦に出場。 2010年にニュージーランド、2012年にパナマへ行きました。
結果はどちらも4回戦で敗退しましたが代表としての経験は自信になりました。
その後、18歳でプロサーファー になり、25歳まで国内のプロツアーに参戦しました。
オルタナティブサーフボードとの出会い
25歳に差し掛かったころから、いわゆるオルタナティブサーフボードに興味を持ち始めました。
そのきっかけは、自分が中学生の頃から試合用のサーフボードを作ってくれていた、茅ヶ崎のシェイパーである大場衛さんがフィッシュボードを自分のために初めて作ってくれたことでした。
大場さんは茅ヶ崎の巨匠シェイパーで、サーフボードのことは何を聞いても全て丁寧に教えてくれます。
シェイプルームへは月に4〜5回はお邪魔していて、そのたびに今後のサーフボードについて話し合いをしています。
それまではサーフボードに対してどれだけ大会でパフォーマンスを上げることができるかということしか考えていなかったのですが、このボードはそんな自分に新しいサーフィンの価値観を与えてくれました。
普通のショートボードよりも浮力があるので、とにかく乗っているときの浮遊感が格段に気持ちいいしおもしろい。
乗っているときのスピード感も何もかもが違うので、波に対してどんどん新しいアプローチを試すことができるのです。
それに加えて浮力があるので波が小さくても十分サーフィン を楽しめます。
波が良いことが少ない湘南サーファーにとっては特に欠かせない存在なのです。
今では色々なブランドの色々な形状のサーフボードを試し、大場さんとともに新しいデザインを開発しています。
フィッシュから始まり、ミッドレングスサーフボードや変わった形をしたサーフボードなどとにかくたくさんのボードに乗っています。
最後に
今回のコラムでは簡単な自己紹介と、これまでの自分のサーフィンとの歩みから今現在のサーフィンスタイルや少々サーフボードにも触れました。
サーフィンだけに関わらず色々なことに言えると思いますが、道具選びは本当に重要です。
最近はサーフィン以外にもたくさんチャレンジすることが増え、より一層そのように感じることが増えました。
道具一つで、サーフィンの楽しみ方が広がるのでそういった感動も皆さんと共有しつつ様々なライフスタイルを提案できればと思います。
このコラムを通して皆さんと様々な感情をシェアしていけたらと思います!