これで決まり!FCS Ⅱ の名作「CI Upright Fin」

はじめに

サーフィン系YouTuberプロサーファーの粂浩平です。このコーナーは、僕らが週一回交代で記事を書いているプロダクト「KumeBro’sのおすすめアイテム」のコーナーです。

僕らのYouTubeでは、これまでも色んなサーフアイテムを紹介しているのですが、映像ではなく記事としても書いていこうと思ってます。

動画は見たけど、記事としても見てみたいって方にも楽しんでいただける様な記事にしていきたいなと思ってます。

また動画ではお伝えしていない、そのサーフアイテムの説明なども僕目線にはなりますが、記事では書いてるので合わせて読んでみてください。何かお役に立てたら嬉しいです。

特許習得のFCS Ⅱ

実は、2022年から新たにFCSと契約をした粂浩平です。

昨年から少しづつ使っていて、さまざまな気付きがあり、これはすごいフィンだ!と改めて思ったのでそちらについて今回はご紹介させて頂きます。
そもそもFCSⅡのプラグシステムが画期的でこのシステムはFCSが特許をとっているのでFCS社しか使えないシステムとなります。

FCS社のメインフィンとして主流になったFCSⅡですが、このフィンシステムのメリットは、性能の良いフィンは勿論ですが、何よりもスクリューで固定することなくキーレスでフィンの着脱が出来る事です。
このキーレスシステムにより脱着の手間を大幅に軽減しています。
フィンがサーフボードに合わないなと思っても、フィンキーを使用してフィンを外し、またフィンを取り付ける為にフィンキーで締める。

この作業が意外に手間でサーフィン中などは特に取り替えるのが億劫になることもありますよね?
この手間をFCSⅡキーレスシステムが無くしてくれました。

(Mechanism: Rotating Barrel〜メカニズム:回転バレル)

FSCのフィンボックスに使用されているMechanism: Rotating Barrel〜メカニズム:回転バレルにより、フィンキーでネジを閉める事なくフィンをワンタッチで取り付けることが可能になっています。

外す際も同様ワンタッチで外すことが出来ます。

またフィン自体の取り付け部のタブが長くなっているため、ドライブ性なども向上していたりとFSCⅡの細かいシステムについては色々あるのですが、フィンボックスについてもここで書いてしまうと長くなってしまうのでまた次の記事にて紹介させて頂きます。

このFCSⅡのキーレスシステムにより通常の倍速以上でさまざまなフィンを使用することが出来たのでこのフィンの性能の高さに気付く事が出来ました。

僕がオススメするFCSⅡは、CIU pright!

このフィンは使った瞬間に素晴らしいと感銘を受けたフィンになります。

元々Channel Islandsのアルメリックが考案したAMフィンという名作のフィンがあるのはご存知の方が多いと思います。もちろん僕も使った事があり素晴らしいフィンだなって思ったのを覚えています。ですが今回紹介するのは同じChannel Islandsでもアルメリックの息子「ブレッドメリック」が考案したCIフィンになります。

このCIフィンはAMフィンにはない性能があります。
それはビーチブレイクにマッチするところです。

変化の多いビーチブレイクにしっかり対応できるフィン設計になっています。

———-以下ムラサキスポーツ公式ホームページより抜粋———-
参考URL : https://www.murasaki.jp/category/SURFFIN/110305IIFCILPC01.html
チャネルアイランズサーフボードとのコラボレーションであるCIアップライトは、スピードとタイトなターンのために設計されています。 
リアクターファミリーに位置する新しいフィンは、パンチのきいたビーチブレイクに適しておりスピードとタイトなターンを可能にする設計です。 深めのコンケーブとロッカーが入ったパフォーマンスボードでぜひ使用してみてください。

■Mサイズ■
SIDE・CENTRE 
【BASE ベース】111.4mm 
【DEPTH デプス】116.4mm 
【AREA エリア】9,700mm2 
【SWEEP スウィープ】30.3° 
【FOIL フォイル】Flat 
適正体重65kg-80kg 

■Lサイズ■ 
SIDE・CENTRE 
【BASE ベース】114.2mm 
【DEPTH デプス】119.3mm 
【AREA エリア】10,190mm 
【SWEEP スウィープ】30.3° 
【FOIL フォイル】FLAT 
適正体重75kg-90kg 

とありますが、まさにその通りで「スピード」と「クイック」の相性が抜群にいいです!
さまざまなフィンがある中で、スピードに特化したモデルは大きなスピードターンを得意とするモデル。
その反対にしっかりとした操作性に特化しクイックなターンを可能にするモデルもあります。
その絶妙なバランスが保たれているのがこのCIフィンになります。

絶妙なバランスを持つ、CIフィン

先ほどから、バランス、バランスって言ってるけどそこまでバランスって重要なのか?
そうなんです!重要なんです。フィンを選ぶときに重要なのってサーフボードとの相性なんです。

スピーディーなサーフボード+スピーディーなフィン=直進性が強すぎて操作性が落ちる

クイックなサーフボード+クイックなフィン=ターンの伸びが悪くスピードがつかない。
このように特性同士のバランスを見ないと全体的なバランスが崩れてしまいます。
ですがこのCIフィンはバランスがいいのでどのサーフボードにも合いやすい。

ここのバランスが重要なんです。

僕は、一つスタンダードのフィンを決めてそこからチューニングを合わせていき一番相性の良いフィンを選ぶようにしています。そのときに対応力が高いフィンは重宝されます。

そしてバランスがいい上、ビーチブレイクにも対応できる。

それがCIフィンになります。

さいごに

たくさんのフィンを使い分けるのって大変ですよね?
もちろんサーフボードによってはCIフィンよりも相性の良いフィンは沢山あります。
ですがさまざまなコンディションで性能を発揮できるフィンは数少ないと思います。
実際にさまざまなコンディション、サーフボードで使用しましたが、合わないっていうのがなかったです。

最後に、このフィンに特に合うセッティングを皆さんにご提案したいと思います。

それは小波パフォーマンスボードに合わせる事です。小波パフォーマンスボードにセットアップすることでなめらかなスピードターンからクイックな操作感でパンチーなアクションが可能になります。
あくまでも僕個人の感想になりますので参考までに!笑

ぜひ皆さんもパイロッドフィンとしてCIフィン使ってみてはいかがでしょうか?

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【兄、粂悠平】【弟、粂浩平】
湘南茅ヶ崎出身の兄弟プロサーファーとして活動しています。
主な活動は、
●プロサーファー初のYouTube「Channel KumeBro’s 」にて毎週金曜に動画を配信中!
●サーフィン雑誌「サーフィンライフ」で、KumeBro’sの連載ページを制作!
●サーフウェブメディア「Quiiver」にて連載企画KumeBro’sのサーフアイテム記事を制作!
●地上波テレビ神奈川にて初のサーフィン番組KumeBro’sプレゼンツ「NaluTrip 」を制作!このラジオでは、
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