
大橋海人YouTube ”OCAEN PEOPLE” の裏側 メンタワイトリップ編 #3
サーフカメラマンの川名健太です。
今回も前回の 第一弾、第二弾に引き続き、大橋海人のYouTubeチャンネル”OCEAN PEOPLE ”より公開中の動画からメンタワイトリップ編での撮影秘話についてご紹介できればと思います!
動画についてはこちらからチェックしてみてくださいね!
空港からハプニング連発!?大原洋人と爆笑メンタワイトリップ!【前編】
夕方頃になると波のコンディションも上向き始めたのでいよいよパドルアウトする事に。
今回の宿泊先のHollw Tree’s Resortの目の前には通称”HT”というサーフポイントがあり極上のライトがブレイクすることでも知られている。
ビーチから200メートル程離れた沖合いの玉石にヒットし、サイズが小さいときは比較的メローなブレイクながら掘れたセクションもあり様々なレベルのサーファーが楽しめる波であるが、一度サイズが上がるとエキスパート好みのロングチューブが炸裂する時もある。
数少ないチューブの波を逃さずキャッチしバレルをメイクする大原洋人
難しい波ながらもワールドクラスのターンで太いトラックを刻むヒロト
決していいコンディションではないもののレギュラーフッターのヒロトはディープなポジションから物凄いスピードでチューブを駆け抜けスピッツと共にバレルをメイクしていた。
世界を制したサーファーの波の見極めはさすがの一言。
掘れたセクションにソリッドなバックサイドリップをねじ込む大橋海人
一方グーフィーフッターのカイトは掘れあがるファーストセクションに鋭いトップアクションを連発し、肩のなくなりかけるエンドセクションにはスタイリーなターンを刻んだ。
旅の疲れをを忘れさせる美しいロケーションでのサーフィンは格別だろう
翌日、島の反対側にあるレフトブレイクのポイントをチェックしにいく事に。
バイク運転がほぼ初めてのヒロトはとにかくバイクに乗りたいと騒いでいたのでバイクで向かう事に。
念願のバイク運転をするヒロト
メンタワイの美しいローカルロードを進みポイントを目指す。
とにかく自然に満ち溢れた景色が最高の気分にさせてくれる。
島の子供たちがハイタッチでお出迎え。とにかく人が温かくウェルカムだ
順調に進むこと約10分。
ここでアクシデントが発生した。
バイク運転に慣れないヒロトは坂道で転倒しかけスタックしてしまいバイクが倒れてしまった。
立て直すのにも一苦労しやっとの思いで持ち上げるも
「もう乗りたくない」
と苦笑を浮かべ運転を交代し、ガイドの後ろにしがみつきその後運転することはなかった。
散々なバイク運転デビューを果たしたヒロト。
その姿を見るや否やカイトは爆笑し続けていた(笑)
結局レフトブレイクはイマイチだったので夕方のHTで再びセッションする事に。
ボートでピークへと向かう至福の瞬間
波は3〜4Ftのクリーンなブレイクの波で2人のアクションは一際ピークでも存在感を放っていた。
深いボトムターンでセクションを狙うカイト
波のサイズは日本の表現でアタマ〜アタマ半といったところ。
パワーのあるブレイクはターン・リップと楽しめる最高のコンディション。
際どいセクションにターンを仕掛けるヒロト
夕方のセッションを終え宿に戻り冷えたビールでカンパイ!
そんなシチュエーションまさにサーファーが味わえる至福の瞬間なのではないだろうか。
メンタワイ島の旅はまだまだ続くのであった。
