大橋海人pick’s:ピラティスとは? プロサーファー水野亜彩子

こんにちは大橋海人です。

今回お願いした亜彩子はめちゃ小さい時から知っているんです。
良くうちに自転車で遊びに来てたのを思い出します。
妹みたいで本当に可愛い奴でした。
それがどんどん大きくなり、一緒にルーキーオブザイヤーになりとサーフィンでかなり活躍してました。

そんな、亜彩子は今やコメンテーターで
更にピラティスの先生とマルチに活躍しています。

ピラティスは受けたことないけど、
個人的に亜彩子のライブやコメントはすごく良いと思ってます。

サーフィンを真剣にやってきたからこその解説は心地良く分かりやすい。
そんな彼女の世界を見るのは楽しみでしょうがないです。
みんなもこれを読めば絶対ファンになるだろうと思うので是非見てみて下さい。


皆さんこんにちは。

プロサーファー・ピラティスインストラクターの水野亜彩子です。
今回はピラティスについてお話ししていこうと思います。

|ピラティスとの出会い

始めたきっかけは選手時代の時にたまたま知り合いの方がピラティスのインストラクターを取得する為にティーチング(人に教える練習をする課題)があり、その練習に付き合ってくれない?と言われたことがきっかけでした。

「ピラティスがどのようなものなのか。」

当時全く理解しておりませんでしたが、体動かすことが好きで興味もあったのでティーチングの練習として教えてもらったのがきっかけでした。

いざ、ピラティスを行なってみると元々トレーニングは行なっていましたが、今までにない感覚だったことを覚えています。

他のトレーニングに比べてとにかく正確な動きを求められる。
また細かいインナーの筋肉を使うので最初はここの筋肉・場所をを意識するのので合っているのか?
ゆっくりな動きなのに正しい筋肉を使っているとジワジワと来る。
考えながら行うのでとっても頭を使いました。

サーフィンは子供の頃から初めていたので、身体の使い方などを理解する前から感覚で行なっていたのもあり、正確な動きを求められるピラティスはとても新鮮に感じました。

ピラティスを行う様になってからも変わらずにトレーニングも行なっていましたが、この動きはここを意識したら良いんだ!
など意識したい部分だったり、トレーナーに言われる事や求められている事が以前より理解できるようになり、そのおかげでトレーニングの効率も上がり、サーフィンでも技を行なった時の着地の成功率や、オフザリップをする時の足の引き付け時の腹部の感覚は凄く変わった気がします。

そもそも、ピラティスって何?と方も多いと思うので、簡単に説明していきます。

photo by kazuki

|ピラティスって何?ヨガと違うの?

ピラティスを始めるまではヨガよりも体幹を使うもの。
くらいにしか理解していませんでした。

ピラティスは約100年前にドイツで名前にもなっているジョセフピラティス さんが考案したエクササイズで呼吸と共に背骨やインナーマッスルを動かし、深く集中した状態を作ることで脳の神経にも刺激していきます。
リハビリ法としても行われており、私がインストラクターの資格を取得する際に理学療法士の方もいらっしゃいました。

ヨガと違い、動きを止めて呼吸という事が無く、呼吸に合わせて動くので動く瞑想と言われたりします。

いきなりですが、みなさん自分の正しい姿勢って知っていますか?

私は昔から姿勢は良い方なのではないか?
と何の根拠も無く勝手に思っていました。

ですが、ただ反り腰で胸が前に出ていたので姿勢が良いように見えていただけでした。

腰の前にある腹部は伸びて力は抜けている状態になっていて、腰は本来の正しい位置よりも縮まっている状態となり負担がかかってしまいます。

自分の正しい骨盤の位置、背骨の位置を教えてもらった時、
「え、普段からこんなにお腹の筋肉って使っているものなの!?」
と衝撃を受けました。

自分の普段の姿勢=正しい姿勢ではない

自分の楽な姿勢で生活や、サーフィンを続けてしまうと普段の癖で左右どちらかの使いやすい足や手ばかり使ってしまったり、体重をどちらかの足にかけ過ぎていたりとどこかの筋肉や骨にばかり負担をかけて、本当は使うべき筋肉が使えていない事が出てきます。
最悪そこから痛みに繋がってしまうなんてことがあります。

同じ動きでも、正しい姿勢で正しい筋肉を使って動くとキツかったりすることがありますが、それだけ普段自分の使い慣れている筋肉で動いてしまっているんだなと感じる事があります。

ピラティスの面白さを発見した私は、インストラクターの資格を取ろう!と決断し、養成コースに申し込みました。

ピラティスの資格証明書

|ピラティスのインストラクター資格取得

ピラティスのインストラクターの資格を取得するには、50時間程の授業に加えピラティスの動きはもちろん、解剖学も学び1時間30分に及ぶ解剖学のテストもあります。

その後、授業とは別で150時間の課題が課せられ、試験に受かればインストラクターとしての資格を取得する事ができます。(流派によって違います。)

最近は、サーフボードに乗る姿勢やパドルの仕方まで意識を持ちながらサーフィンを行いますが、今まで自分の楽な姿勢で行なっていた分、正しい姿勢でパドルする意識を持ちながら行うとキツい、キツい…。

どれだけ自分の使い慣れている筋肉や姿勢でパドルをしていたのだろう。
と少し落ち込むくらいでした。

正しい姿勢でパドルを意識し、自分が意識していた筋肉に筋肉痛がくると、
ヤッター!きて欲しい筋肉に筋肉痛がきたー!なんて嬉しくなります。笑
また、以前は腰痛が気になり整体へ行ったりする事もありましたが、ピラティスを始めてから腰痛は減りました。

腰痛が気になった時は、自分の姿勢が正しく無いなと正しい姿勢を意識すると楽になります。

ピラティスに出会ってから、サーフィンを新しい方向から見る事ができ、大きな発見をもたらしてくれました。

|ピラティスがあったからサーフィンの楽しさが増した!

私は今でもサーフィンが上手くなりたい!という目標があります。
アプローチの仕方が変わればそこまでの道のりで見えてくる景色も変わります。

そんな違った見え方が出来てサーフィンの楽しさが増し、どんな波でも面白いくなり、波に合わせて様々なサーフボードに乗る様になりました。

現在はピラティスを通じて身体への興味が増して、解剖学系の資格取得に向けて勉強をしています。

人生100年時代といわれている今の世の中、私はいくつになっても元気でサーフィンをしたいし、楽しみたいなと思っています。

その資本に健康な身体は絶対に必要不可欠です。

自分がサーフィン人生を楽しむ一つのツールとして私はピラティスを続けていきたいし、目標は、ピラティスやってから身体調子良いし、サーフィンも調子良い!と学びを深めていき、誰にでも分かるように伝えて行けるようになりたいと思っています。

皆様が
へぇー!ピラティスってなんか面白いじゃん!
と難しいイメージを払拭し興味を持ってもらうきっかけとなったら嬉しいです。

photo by kazuki

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毎週木曜日 10:30~11:30

鵠沼松が岡 Tropical yogaにてピラティスレッスンを開催中!
プライベートレッスンも行っておりますので、お問い合わせ下さい。
Mail: asakomizuno.pilates@gmail.com

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