海沿いの暮らしに生花を【プロサーファー 松野陽斗】

こんにちは。プロサーファーの松野陽斗です。

最近テレワークの方が増えたからなのか、湘南に移り住んでサーフィンする方が増えてますよね。

気温も暖かくなってきて、春の訪れを感じています。
ビーチの方もだいぶ賑わってきました。

また花屋にも、新居に観葉植物やドライフラワーを飾りたいと来てくれる方も多くなってきました。

生まれてからずっと茅ヶ崎に住んでる自分から見ると、湘南地域はとても住みやすいエリアだと思います。都内へのアクセスも良いし、近場でも色々と事足りるんです。

本日は、皆様へのライフスタイルの提案をさせてください。

湘南生活のQOL(quality of life)を上げるためにも、花屋で働く自分としては是非とも生花を飾ってもらいたいんです。

生花って?

まず生花はいわゆる生の花のことで、実際に水に入れておかないと死んでしまう植物のことを言います。
定期的に水を替えたり、茎の根元を少しずつ切ってあげると長生きしたり、グデーンとなってしまった花もシャキッと元通りになったりします。

ですが、ずっと生きてるわけでもなく手間も多いことで生花は買わない人も多くいると思います。

それもあってか最近ではドライフラワーがインテリアとして人気ですよね。
お手入れも手間がかからない事もあり、可愛いし流行りに乗るのも良いと思いますが、ここではあえて少しでも暮らしを豊かにするために生の花をお勧めしたいんです。

暮らしに流れを生む

なぜかと言うと、花の手入れをすることが暮らしの流れに加わるからです。

そしてそこで大事なのは、その一手間が自分以外に向けられているということ。

歯を磨く、お風呂、掃除etc…みんな自分に対して当たり前にしていることだけど、花の手入れは違いますよね。
なかなか忙しい毎日の中に自分以外に目を向けるのは難しいのもあると思います。

そんな中で、ほんの少し、古い水を新しい水に変えて茎を切る、そんな一手間を暮らしに入れるだけで驚くほど植物は応えてくれるんです。

先程言った、グデーンとなってる花が水を替えることで復活した時は、サーファーで言う1ヶ月ぶりに海に入れた時と同じような感覚があると思って下さい(笑)

そうやって、自分が花に手を入れる流れも生まれるし、実際に花が育って枯れていく流れも目で見て何か感じることもあると思うんです。

忙しくても少しでもその花を長く、可愛くいさせてあげるためにかけれる時間を持てる人はやっぱり素敵だと思うんですよね。

自分の場合はなんですが、実際にもともと花が好きで、花を愛でてる人が素敵だなと思っていたわけではなく、働いているうちにお客さんに教えてもらっていったという感覚の方が大きいんです。

勤め先の花屋は40年以上続いていて、自分が働く前からのお客さんも多くいます。

来店される本当に花が好きな方は、どこか落ち着いているけれど暗いわけではなく、話していて気持ち良い印象を持たせてくれる方が多いんです。

花を持って配達に行くと、こんな自分にもおばあちゃんたちが色々と話してくれるんですよね。毎回お菓子をくれたり。

そんな人たちと接していると、花の仕事をしていて良かったなと思わされます。

サーファーだけだったら絶対に持ち得ない、人の豊かさを感じることができたんです。

毎日を丁寧に生きている人は、人目に付くことはしてなくても生き生きとしています。

だから、自然を愛するサーファーの人たちには是非植物を飾ってほしいんです。

終わりに

サーファーとして湘南に住んでる以上、その生活はほぼ100%と言って良いほどQOLは高いと思います。

そんな暮らしの中に、別の角度からより良い生活を送るアドバイスとして、一輪でも、ワンコインで買える植物でも良いから家に置いて欲しいんです。

「湘南」というブランドに惑わされずに、内面から自分を磨いていけると良いですよね。

きっと面白い何かに気付けるはず。

ご拝読ありがとうございました。

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