大人気ミッドレングスボード【KumeBro’s 粂浩平】

はじめに

サーフィン系YouTuberプロサーファーの粂浩平です。

このコーナーは、僕らが週一回交代で記事を書いているプロダクト「KumeBro’sのおすすめアイテム」のコーナーです。

僕らのYouTubeでは、これまでも色んなサーフアイテムを紹介しているのですが、映像ではなく記事として書いていこうと思ってます。

動画は見たけど、記事としても見てみたいって方にも楽しんでいただける様な記事にしていきたいなと思ってます。

また動画ではお伝えしていない、そのサーフアイテムの説明なども僕目線にはなりますが、記事では書いてるので合わせて読んでみてください。何かお役に立てたら嬉しいです。

ミッドレングスボードとは?

ショートボードでも、ロングボードでもない「ミッドレングスボード」といわれるサーフボードがあるのはご存知でしょうか?

近年このミッドレングスボードが、ちょうどいい隙間を埋めてくれるサーフボードとして人気沸騰中です。

”ちょうどいい”ということを文字として表現しますと、ショートボードだと乗れない小波やパワーレスで走りづらい波だけど、ロングボードを使用して乗ると重くてボードを動かせない、パフォーマンスが出来ない。

小波でもしっかりと走りたいけど、パフォーマンスもしたい!そんな思いを”ちょうどいい”サイズ感で可能にしたのがミッドレングスボードになります。

ミッドレングスボードのサイズ

ここからここまでがミッドレングスボードです。という正式な決まりはないですが、長さ6’6以上9’0未満までのボードをミッドレングスと呼んでいます。

9’0以上のボードになるとロングボードの部類に含まれます。

一般的にサイズは上記のようにいわれていますが、粂浩平的にオススメするボードサイズは長さ6’6-7’2の間です。

なぜ6’6-7’2の間かというと、ショートボーダーが使用してもパフォーマンスが可能な為です。

ボードが長くなる事で小波での安定性、スピード性は上がりますが、ミッドレングス特有のパフォーマンス性が落ちてしまいます。

ショートボーダーの方はできる事ならアクションしたいですよね?サーフボードを長くする事で小波時などの対応力は上がりますが、アクションチャンスがあってもボードが重くて動かせないなんて事もあります。

長さに関しては個人差や好みの問題もありますので、一概には言えませんが僕がオススメするサイズは6’6-7’2の間ぐらいが良いかと思います。

特にショートボーダーの方には短めのボードを使用してもらったほうが、ミッドレングスの楽しさを実感していただけると思います。

オススメするミッドレングスボード

ミッドレングスボードは各社からリリースされていますが、僕がオススメするミッドレングスボードは「SuperBrand THE MIDDY」です。

THE MIDDY(ザ ミディー)は、伝統のある“エッグ”やミッドレングスの伝統となるデザインを引き継ぎ、トップシェイパーのアダム・スパロー・フレッチャーにより今風にデザインされたモデルとなっています。スパローは以前からゆっくりと波に乗れて、あまり頑張らなくても楽しめる「サンデー・ファン・ボード(日曜に楽しめる板)」というサーフボードをデザインしながら、何度も試乗を重ねてきました。

THE MIDDY(ザ ミディー)は、そのサンデー・ファン・ボードのアウトラインを取り入れてあり、レールはエッグのような丸みを出したソフトレールでスムーズにサーフボードが走るようにデザインされています。
テール部分は、動きにキレがでるようにエッジをシャープにし、スピードを落とさず楽にレールワークができるようにボトムはシングルからダブルコンケーブそしてVEEコンケーブとなっています。

スパローは伝統的なアウトラインとノーズコンケーブ、そしてレール形状をうまく組み合わせ、クラシックな感じなのに乗りやすく信頼がおけ、広い層のサーファー達に楽しんでもらえる、そんなTHE MIDDY(ザ ミディー)を完成させました。

THE MIDDY(ザ ミディー)は楽にパドルで進み、小さくなだらかな波のセクションでもスピードを落とさずライディングができ、波にサイズがある時にはスムーズにターンができるようデザインされています。フィンプラグはボックスのセンターフィン+FCSのサイドフィンが使用可能です。

このように色々な伝統と経験をうまく調整・調和させたTHE MIDDY(ザ ミディー)は、初級~上級の幅広いレベルのサーファーのRIDE LIFEを最高なものにするモデルとなっています。
(引用元:https://www.murasaki.co.jp/news/murasakisports-murasakisports-1627613692670-apparelcloud.news-7049ea88-e6f3-498d-bcef-df64c366d1c5

とありますが、本当に乗りやすいボードで、上級者の方が使用しても充分に動かせるので乗っていて物足りなさがありません。小波の時はその走りを生かしてクラシックサーフィンも可能です。

そして、初級者の方にもオススメです。

今まではソフトボードを使用していたけど、次は通常(PU素材)のサーフボードに乗ってみたい。と思う方のレベルアップボードにも最適です。

しっかりと浮力があるので、テイクオフやパドリングをアシストしてくれる事と乗った時はコントロール性がいいのでサーフボードを動かすことが出来ます。

幅広い層が楽しめるモデルになっているのも、このMIDDY特有の良さだと思います。

フィンセッティング

シングルフィン+スタビライザー仕様

ミッドレングスのフィンセッティングについてはYouTube “Channel KumeBro’s ”で詳しく紹介しているのでそちらの方を是非ご視聴して頂きたいのですが、ショートボーダーの方はシングルフィン+スタビライザーで使用してみてください。

テールでの操作性がスラスターに近づくのでターンやアクションの感覚が似ています。乗った時の感覚や力の入れ具合など、シングルフィンに比べると圧倒的に乗りやすいです。

シングルフィン仕様

逆にルース感を楽しみクルージングをしたい方はシングルフィンを使用してみてください。

なぜミッドレングスが人気なのか?

ここまでお話しすればミッドレングスの人気の理由が理解できたと思いますが、

上記でもお伝えした通り、同じサーフボードでフィンセッティングを変えるだけでさまざまな楽しみ方ができるのが人気の理由です!

シングルフィンとシングルスタビで乗り心地が変わるのですが、センターフィンの位置でも乗り味が変わります。

操作性、アクション性を高めたい場合はフィンを前側に移動。
スピード性、クルージング性を高めたい場合はフィンを後ろ側に移動。
センターフィンの位置を変えることで乗り味が変わります。

フィンのセッティング、センターフィンの位置で乗り味が変わるのは他のサーフボードでは味わえないですね。

こんな方には合わない

ミッドレングスの最大の良さはちょうどいい、なので、アクションがしたいと思っている方はそれ専用のボードを選んだ方がいいかもしれません。

当たり前ですが長さが違うので、通常のパフォーマンスボードに比べると圧倒的に重たくなります、バシバシアクションしたのにミッドレングスをチョイスしてしまうと、操作性に物足りなさを感じてしまうので、ショートボード感覚で選んでしまうと合わないかもしれません。

最後に

ショートでもロングでもないミッドレングス。

実際に僕も長さ6’10のミッドレングスを使用しているのですがその性能には驚いています。通常の僕のボードは5’7で6’10まで長さを出してしまうとどうしても操作感が重たくなってしまい、アクションに物足りなさを感じてしまいます。ですがTHE MIDDYを乗ってみて小波でもしっかり走るし、アクションもできる事で楽しむ事ができます。

波が小さい日でもそのサーフボードの性能で楽しみながらサーフィンができるミッドレングス。是非一度乗ってみてください。

↓↓↓  KumeBro’s ↓↓↓

【兄、粂悠平】【弟、粂浩平】
湘南茅ヶ崎出身の兄弟プロサーファーとして活動しています。
主な活動は、
●プロサーファー初のYouTube「Channel KumeBro’s 」にて毎週金曜に動画を配信中!
●サーフィン雑誌「サーフィンライフ」で、KumeBro’sの連載ページを制作!
●サーフウェブメディア「Quiiver」にて連載企画KumeBro’sのサーフアイテム記事を制作!
●地上波テレビ神奈川にて初のサーフィン番組KumeBro’sプレゼンツ「NaluTrip 」を制作!このラジオでは、
サーフカルチャー、サーフィンのテクニック、サーフアイテム、プロサーファーをゲストに招いたトーク、そして僕たちの本音トーク!
サーフィンを知るきっかけとなり、サーフィンが好きな方々にも楽しんでもらえれば嬉しいです。【YouTube 】Channel KumeBro’s
https://youtube.com/channel/UChOqe9cYiEBi0S5ejhLv1fw【instagram 】
兄、粂悠平
https://instagram.com/yuhei_kume?utm_medium=copy_link
弟、粂浩平
https://instagram.com/kumekohei?utm_medium=copy_lin

↓↓↓ 粂浩平さんのSNSはこちら ↓↓↓

↓↓↓ 粂浩平さんの関連コラムはこちら ↓↓↓


QUIIVER編集部より

QUIIVERでは今後も、この様にサーフアイテムを紹介していきたいと思ってます。
リクエストなどがありましたら気軽にコメントを下さい。

またこの企画に賛同してくださるメーカー様や企業様がいらっしゃいましたらこちらの宛先までお問い合わせ下さい。

各プロサーファーのレビューのもと、記事にてご紹介致します。
QUIIVER編集部
担当:猪野
mail : quiiver@i3design.co.jp

この記事が気に入ったら
「いいね !」 しよう

Twitter で

関連記事一覧