最新テクノロジー搭載のサーフフィン!
目次
はじめに
こんにちわ。
サーフィン系YouTuberプロサーファーの粂悠平です。
このコーナーは、QUIIVERさんのproductsコンテンツの方でオススメのサーフアイテムをご紹介させて頂くコーナーです。
僕のYouTubeでは色んなサーフグッツを紹介しているのですが、映像ではなく活字として見てみたいという方もいらっしゃる様なの活字化していこうとなりました。
動画では見たけど、活字としても見てみたいって方にも楽しんでいただける様な
記事にしていきたいなと思ってます。
また動画ではお伝えしていない、そのサーフアイテムの説明なども僕目線にはなりますが、書いてるので合わせて読んでみてください。
何かお役に立てたら嬉しいです。
本日はこちらのご紹介です!
最新テクノロジー搭載!!水に浮く常識を超えたフィンがやばかった!
2020年終盤にfutures.から最新モデルが登場です!
Neutralと全く同じ形をしているのですが…全く素材は違う最新テクノロジーを搭載した
Vapor Core
を紹介していきます。
….. とその前にまずは解説です。
そもそもサーフフィンって?
サーフボードの裏側についているサメのヒレのような形のものをフィンといいます。
これは主にライディングをする際の舵、車で例えるとハンドルに当たります。
フィンがついてることにより、バランスの取れたライディングが可能になります。
フィンも年々進化していて、一昔前はオンフィンと言われるサーフボードと一体型でしたが、現在は取り外し可能なfuture finやfcs finが登場したことでサーフボードに合ったフィンを選びよりサーフボードの性能を発揮できるようになりました。
フィンはあくまでもメーカーによって、種類、素材、サイズ、ネーミングが違うのでご注意下さい。
本日はfuture finについて書かせていただきます。
サーフフィンセッティングの種類
フィンセッティングによって、乗り心地とパフォーマンスが変わってきます。
サーフボードの形によってフィンセッティングの種類も変わってきます。
大きく分けると5つあります。
・シングルフィン
大きなフィンが真ん中に一枚ついているセッティング。直進性が高く、主にロングボードで多く使用されています。
・ツインフィン
サイドに幅の広めなフィンが二枚ついているセッティング。シングルフィンに比べ、より回転性があり、ルース感のある特徴的なライディングが楽しめます。
近年はツインフィンブームでサーフボードメーカー各社からパフォーマンスツインと呼ばれる回転性と安定性を兼ね備えたモデルがリリースされています。
・トライフィン(スラスター)
少し小さめの同じような大きさのフィンがサイドとセンターについているセッティング。シングルとツインの合体バージョン。
スピード、安定性、アクション性、コントロール性全てを兼ね備えた最も一般的で人気のあるセッティング
・クアッドフィン
サイドに2枚づつ計4枚にフィンがついているセッティング。
乗り味はツインフィンに似ているが、4枚ついてることで安定性がアップしている。
センターフィンがないことでの抜け感を生かして、スピードに乗った回転性の良いサーフィンができます。
惚れた波での使用感がよく、パイプラインなどで使用するエキスパートサーファーもいます。
・ファイブフィン
トライフィンセッティングと、クアッドセッティングの両方を楽しむことができるフィンセッティング。
極小のセンターフィンをつけてファイブフィンセッティングで使えば、クアッドフィンのをより安定性させた乗り心地を体感できる。
フィンカップを多く搭載しているため、ボードのバランスが崩れてしまうというデメリットもある。
僕のおすすめはトライフィンです。
販売されているフィンの展開の数が多いこととバランスが一番良い。
トライフィンは中古で販売されているボードも多い事から手頃に手に入れやすい。
自分の体に合ったボードも見つけやすいし、サーフィンを始めるならこのトライフィンから始めることがおすすめです。
サーフフィンのサイズ展開(future fin の場合)
フィンにはS,M,Lの三展開で体重での選び方、使用する波によっての選び方、サーフボードタイプによっての選び方、大きく分けて3パターンです。
体重での選び方
S 55〜70kg
M 65〜80kg
L 75kg〜90kg
この表記はあくまでも基準です
僕は61kgでMサイズを使っています。
【波のサイズでの選び方】
波のサイズが大きくなった時に、フィンの大きさを多くすることでよりスピードがついたサーフボードを安定させることができます。
逆に波の小さい時に少し小さめのフィンにすることで取り回しが良くなります。
【サーフボードによっての選び方】
サイズのある時に使うパフォーマンス用ボードには、傾斜が強く幅の狭いフィンが有効です。
サイズのない時に使う小波用ボードには、傾斜が弱く幅の広いフィンが有効になります。
サーフフィンの素材の違い(future fin の場合)
こちらも、素材が違うことによって乗り心地とパフォーマンスが変わってきます。
・ハニカム
柔らかくしなりがある最も一般的
・グラス
重く固い
・テックフレックス
軽くて固い
近年のフィンの進化素晴らしくアルファ、ブラックスティック、ジェネレーション、コントロールと新しいテクノロジーがどんどん開発され進化しています。
本日ご紹介します、Vapor coreはこれまでの素材と全く違うテクノロジーで開発されたものになってます。
サーフフィン”Vapor Core”とは…??
そこで今回僕がご紹介したいのが、世界初の中空オールカーボンでできたVapor coreを紹介したいと思います。
このフィンはなんと水に浮く程軽いんです!!!!!
Vapor coreは中空構造オールカーボン素材でつくられた世界初のテクノロジーです。
特徴は、カーボン特有の軽さ、高反発なフレックスから生み出される今までにない取り回しの良さ、スピード感を感じれることです。
Vapor Core Fin は、Legacy シリーズ でリリースされている、【R】【N】【P】の 3 カテゴリーと、それぞれ【4】【6】【8】の 3サイズで販売されています。
4=S
6=M
8=L
R=Rake
N=Neutral
P=Pivot
僕の使い分けは
R=パフォーマンス用サーフボードに使用(サイズ肩以上)、ホールド感が強く、ドライブ性が高い(ターンが伸びる)、波のサイズが大きいときに性能を発揮する。
N=オールラウンドボードに使用(膝〜肩)、ベーシックな形であらゆるコンディション、サーファーに対応する万能モデル。
P=小波用ボードに使用(膝〜胸)、回転性、アクション性が高い、小波時の、ボードの取り回しの悪さをサポートする。
このフィンのメリットと適正
・カーボン素材特有のフィンの硬さによって抜け感を使ったアクションができる。
・フィンの反発により今までにないスピード感を感じられる。
・波の小さい時にサーフボードの取り回しのもたついた感じを限りなくゼロにしてくれる。
・フィンの反応が良いので、操作感がダイレクトに伝わってくる。
こんな人には合わない
・あくまでも僕個人の意見なのですがパフォーマンス用のサーフボードにはおすすめできない。
・フィンが硬いことによって抜け感が強いので、波が大きい時のドライビーなターンをしようとするとフィンがフィンがホールドせずに抜けてしまう。
・フィンの粘りを使って走らせたい人には合わない。
購入先
株式会社 マニューバーライン
TEL :03-5245-3113
info@maneuverline.co.jp
最後に。。。
僕がサーフィンを始めた頃はこんなにたくさんのフィンの種類がなく、
フィンの取り外しのできないサーフボードが多かったんです。
時代の進化と共にサーフボードに合ったフィンだったり、自分の体にあったフィンというものが販売されてきて、色んなフィンを試すことでより自分のサーフィンのレベルを引き上げることが可能になってきました。
フィンなんて何使っても同じだとか、
違いが分からないといった感覚を持ちがちですが、必ず自分のサーフィンに合ったフィンというものは存在するし、自分のサーフボードにあったフィンも存在するので、是非色んなフィンを試してよりサーフィンを楽しんで欲しいと思います。
QUIIVER編集部より
QUIIVERでは今後も、この様にサーフグッツを紹介していきたいと思ってます。
また次回もお楽しみに!
リクエストなどがありましたら気軽にコメントを下さい。
またこんなプロダクトあるよという企業様がいらっしゃいましたらこちらの宛先までお問い合わせ下さい。
QUIIVER編集部
担当:猪野
mail : quiiver@i3design.co.jp
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