どのフィンを選べばいいかわからない方へ!粂悠平オススメ「New Jordy Smith」
目次
はじめに
サーフィン系YouTuberプロサーファーの粂悠平です。
このコーナーは、僕らが週一回交代で記事を書いているプロダクト「KumeBro’sおすすめアイテム」のコーナーです。
これまでもKumeBro’sのオススメコーナーで紹介して来た冬サーフィンをより快適に過ごすためのアイテムの数々。
僕らKumeBro’sもこのコーナーをやらせてもらうことになってから様々なアイテムを試し、良いなと思ったものを皆様に紹介させていただいています。
読者の皆様の中には「使ったことあるよ」という方もいるかもしれませんが、粂悠平が衝撃を受けた冬サーフィンをより快適にするアイテムを今回紹介させて頂きます。
Futurefin
フィンといえばまず思い浮かぶのが僕が使っているFuture finと弟浩平が使っているFCSだと思います。
フィンボックスもFutureボックスとFCSボックスに分かれており、ほとんどのサーフボードにはこのどちらかのフィンボックスが搭載されています。
FCSfin
どちらのフィンを使うかはフィンの使用感、好きなサーファーが使っている、グラフィックがカッコいいなど様々な理由で使い分けられていると思います。
僕が使っているFuture finだけでも数多くのフィンがリリースされていて、トライフィンはもちろん、ツインフィン、ツインスタビ、クアッドとフィンの枚数の違いに寄っても分かれていてさらには、フィンのフレックス(しなり具合)、素材、大きさと一つ一つ細かく設計されています。
Future finだけでも120本ほどのフィンがリリースされています。
フィンはサーフボードとの相性も非常に重要です。
適当に買ってセッティングすれば良いと言うことではありません。
となると、どのフィンを購入すれば良いかわからないってなる方も多くいらっしゃると思います。
今回はそんな方に是非お勧めしたいFuture finのモデルを紹介しようと思います。
“ある程度”どんなサーフボードに合うNew Jordy Smith Fin
ん??
ある程度?少し引っかかるワードがでましたね。
“どんなサーフボードにでも合うフィン”というのは存在しません。
先程伝えた通りサーフボードとフィンの相性は非常に重要です。
サーフボードはいろんな形があり、
小波用サーフボード、オールランドサーフボード、パフォーマンスサーフボードそれぞれ特性があります。それぞれの特性にどれでも合うと言うフィンは無いのです。
つまりフィンにも特性があるということです。
小波の時に使うフィン
波の大きな時に使うフィン
アクション重視のフィン
ドライブ性重視のフィン
とさまざまな用途に合わせたフィンがリリースされています。
それぞれフィンの形には特性がありますが、全て説明するととても長くなるのでざっくりですが下記2種類に分けてみました。
・小波用のフィンは長さが短くてベースの幅が広い
・パフォーマンス用のフィンは長さが細長くベースが狭い
フィンをサーフボードにしっかり合わせるのは非常に知識が必要で、むずかしいです。
ですが、フィンにもオールラウンドフィンという”ある程度”どんなボードにでも合いますよと言うフィンがあります。
それが今回紹介するNew Jordy Smithです。Jordy Smithのフィンはオールマイティに設計されているためあらゆるサーフボード、波に対応します。
New JordySmithの使用感
広めのフィンベースに細めのティップが搭載されていることで、ボトムはターンをホールドし、トップでは俊敏なアクションが可能になります。センターフィンがサイドフィンに比べひと回り小さくなっていることでアクション性が高くなっています。
サイドとセンターの大きさが違うフィンはFuturefinのラインナップ中でも少なく、ラインナップの中でも操作性が高いフィンです。
乗り心地に癖が少なく、初めて使った方ですぐに馴染めるフィンです。
操作性が高いフィンなので、すでにサーフボードの回転性が良くもう少し動きを抑制したいと考えている方にはオススメできませんが、それ以外の方にはアクション性とドライブ性を体感してもらえると思います。
素材もRTM HEX(超軽量ハニカムコアマット)とTruss baseのコンビネーションを採用しているので、サーフボードのテールを軽くできます。
この素材により高いアクション性が実現しました。
JordySmith Finのサイズ感は、小波用のフィンとパフォーマンス用のフィンの間というのがなります。
なのでどんなボード、どんなコンディションでも一つのフィンで賄いたいという方やどれを買ったら良いかわからないという方には非常におすすめです。
迷ったらこれと言うとてもオールマイティーなフィンそれがJordySmithFinです。
こんな人には合わない
オールラウンドフィンは万能ではありますが、特化したフィンではないのです。ボードの種類やコンディションに特化したフィンを適材適所しっかり使い分けれた時のパフォーマンスには劣ってしまいます。
最後に
まず先に言っておきたいことがあります。
あくまでも僕の見解になりますが、どんなボードにでも合いますというフィンはありません。
サーフボード同様にフィンの使い分けにはしっかりとした知識が必要です。
サーフボードとフィンがしっかり当てはまるとサーフィンがガラッと変わります。
今使ってるサーフボードとフィンのセッティングは合っていますか?
小波用のサーフボードにパフォーマンス用のフィンがセッティングされていると道具の性能を100%引き出せていないことになります。
今回の記事を見てサーフボードとフィンのセッティングについて考えてもらえたら嬉しいです。
それでは怪我のないようにサーフィンを楽しみましょう。粂悠平でした。
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湘南茅ヶ崎出身の兄弟プロサーファーとして活動しています。
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