サーフィン系YouTubeの始め方〜撮影編〜
目次
はじめに
サーフィン系YouTuberプロサーファーの粂浩平です。このコーナーは、僕らが週一回交代で記事を書いているプロダクト「KumeBro’sのおすすめアイテム」のコーナーです。
僕らのYouTubeでは、これまでも色んなサーフアイテムを紹介しているのですが、映像ではなく記事としても書いていこうと思ってます。
動画は見たけど、記事としても見てみたいって方にも楽しんでいただける様な記事にしていきたいなと思ってます。また動画ではお伝えしていない、そのサーフアイテムの説明なども僕目線にはなりますが、記事では書いてるので合わせて読んでみてください。何かお役に立てたら嬉しいです。
サーフィン系YouTube
ここ最近サーフィン系のYouTubeを始める方も増えてきました。
僕が始めた3年前は数チャンネルしか存在していなくて、プロサーファーでYouTubeをやっている人なんて全然いなかったんです。
その時なんて、プロサーファーがYouTubなんて…こともよく言われていました。笑
そんな僕らもサーフィンのYouTube活動を始めて3年が経ち今年で4年目を迎えます。
今ではYouTubeを始めるプロサーファーの方達も増えてきて、サーフィン道具のインプレッションだったり、その時の海の状況などYouTubeから情報を仕入れることも増えましたね。
そんなこんなでYouTubeを始める時期がたまたま早かった僕らはこれからYouTubeを始めたい!と思っている方々から、YouTubeを始めるときにどんな機材を使っているの?と聞かれることが多くなってきました。
僕たちは、YouTube活動を行う中でこれまでにもさまざまな機材を使ってきて、やっと今の機材にたどり着いています。サーフィンの撮影は陸地での撮影とはかなり異なる部分があります。
海というフィールドにマッチする機材を選ばないと、うまく撮れない。なんか違う。とういう状況になってしまいます。実際に僕もさまざまな機材を使ってきましたが、これダメだ!と使わずに眠っている機材も多くあります。
サーフィンのYouTubeを撮る際は徹底的な機材選びが重要なのです。
じゃあ一体何を使えばいいの?
今回はこちらのコーナーで撮影機材についてご紹介させて頂こうと思います。
YouTubeを始める際は編集機材も必要なんですが、今回の記事では撮影に必要な機材をご紹介します。きっとこれを読めば最低でも僕たちKumeBro’sのYouTubeと同じ撮影ができると思いますので、ぜひ参考にしてください!
撮影の心臓はカメラ
よし!YouTubeを始めようと思った時にまず始めに思いつくのがカメラではないでしょうか?
撮影の心臓部とも言えるであろうカメラの選択は最重要になります。
陸撮影やトーク撮影などは誰もが持っているスマートフォンで撮影が可能です。
ですが、サーフィン中の浜から沖までの距離をスマートフォンで撮ろうと思うと望遠機能が足りず、撮影が行えません。サーフィンを撮影する際におすすめなのが一眼レフカメラです。
ビデオカメラでも撮影は可能なんですが、綺麗なライディング映像を撮ろうと思うと望遠機能が付いた一眼レフカメラが必要です。一般的に一眼レフカメラと聞いて思いつく撮影方法は写真撮影ではないでしょうか?
写真撮影を行うのも一眼レフの本職とも言えるのですが、今ではTV撮影でも一眼レフカメラで撮影することがあります。一眼レフカメラはさまざまな種類があるので、ボディーに関しては好きなものを選べば良いとは思うのですが、参考までに僕たちが使っているものをご紹介します。
それは、”LUMIX GH5″になります。このカメラが優れている点は「手ブレ補正機能」です。
一眼レフカメラで海に向かう道中を撮影しようと思っても、手ぶれ補正機が付いていないと、映像が前後に揺れすぎて使えなくなってしまいます。
また海での撮影になるので足元が砂浜になり、足場が安定しないとブレの原因になりますし、風が吹いている時の撮影などでも、風でカメラが揺れてしまい、映像が乱れてしまいます。
そういったことから、手ぶれ補正機能が優れている”LUMIX GH5“はおすすめです。
次にレンズをご紹介します。
陸地でのトーク撮影をする際は12mm-60mmの短いレンズを使います。これで陸でのシーンやサーフボードなどアイテムのインサート映像も取ることが出来ます。ですかサーフィン撮影で厄介なのが、浜から海の沖までの距離です。
通常の撮影でそこまで遠いものを取ることは少ないと思うのですが、サーフィンは沖までの距離があります。僕たちが使っているレンズは100mm-300mmの望遠レンズです。
300mmまで伸びる望遠レンズがあれば台風などで波のサイズが上がってしまい、沖のラインナップポジションが遠くなってしまっても撮影が行えます。
そういった理由から、一眼レフカメラで撮影を行う際は、カメラ、レンズ2個は欲しいところですね。これで撮影はできます。
意外に見落としがちなあれ
撮影を行う際には、どうしてもカメラに意識がいってしまいます。そこで見落としがちなのは、、サーフィン撮影にカメラ同様欠かせない三脚です。これは本当に重要です。サーフィン撮影で、カメラの次にしっかり揃えた方がいいのが三脚になります。サーフィンは横移動の多い撮影になります。ライディング中は、レギュラー方向に乗ったりグーフィー方向に乗ったり、カービングして左右に走ったりと横に動く動きが変速的です。
カメラマンはこれをしっかり抑えないといけません。
カメラの向きを左右に振ることを「パン」といい、上下に振ることを「チルト」といいます。
このパンとチルトの動きが多いスポーツは三脚が命になります。
三脚はどれでもいいやと思って購入してしまうと、カメラの性能も発揮されません。
三脚がブレてしまうと映像全体がぶれてしまうし、パンやチルトの動きに対して反応が鈍いと取り逃がしてしまったり、しっかりライディングを追えなくなります。
では何を買えばいいのか?油圧式のものを買う!
油圧式のものと言ってもピンとこないと思うのですが、ビデオ用三脚の雲台は、普通のカメラ用三脚には付いていない油圧式(オイルフリュード)の雲台になっているものがあります。
どういう事かと言うと、ハンドルを緩めた時にカメラが簡単に下を向いたりしないように抵抗がかかるようになっています。これはカメラを動かす時にカンタンに動いてしまったら手の力だけでゆっくり動かす事になるのでかなりプルプルすると思います。
油圧式の雲台はカメラをゆっくり動かす事が出来るようになっている三脚です。
ちなみに僕たちKumeBro’sが使用しているのは、“マンフロット ManfrottoMVH500AH,755CX3”です。
ビデオ雲台+カーボン三脚になります。
このゆっくり滑らかに動かせる雲台が付いている三脚を選ぶ事で綺麗なライディング映像が撮れます。サーフィン撮影には油圧式の雲台!と覚えておいてください。
他にも必要な機材はさまざま
今回紹介した一眼レフカメラ、レンズ、三脚は絶対に必要な道具になります。
これ以外に僕たちはGoPro、ガンマイク、ピンマイク、リモートコントローラー、バッテリー、SDカードなど、さまざまな機材を使っています。言ってしまえば必要な機材は増える一方です。
ですがこの最低限のアイテムがあれば綺麗にサーフィン映像を撮ることができます。また細かい機材については別の記事でご紹介したいと思います。
一番大切なこと
YouTubeを始める際に一番大切なことは続けることです。毎回撮影を行なって、編集をしてすぐ結果が出ることはありません。断言できます。全てのYouTuberの方々は日々努力しています。
炎上商法や企画1発勝負など、単発的に再生数が伸びたとしてもそれは継続的には続きません。機材を揃えることももちろん必要なことですが、その前に地道に続ける努力が必要です。地道な努力が必要な事ですが、好きなことでマネタイズできる。それが一番のYouTubeの魅力だと思います。必要な機材と続ける努力を持ってお互い頑張りましょう。僕も皆さんに楽しんで頂けるようこれからも面白い動画づくりを心掛けるのでお互い頑張りましょう!
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【兄、粂悠平】【弟、粂浩平】
湘南茅ヶ崎出身の兄弟プロサーファーとして活動しています。
主な活動は、
●プロサーファー初のYouTube「Channel KumeBro’s 」にて毎週金曜に動画を配信中!
●サーフィン雑誌「サーフィンライフ」で、KumeBro’sの連載ページを制作!
●サーフウェブメディア「Quiiver」にて連載企画KumeBro’sのサーフアイテム記事を制作!
●地上波テレビ神奈川にて初のサーフィン番組KumeBro’sプレゼンツ「NaluTrip 」を制作!このラジオでは、
サーフカルチャー、サーフィンのテクニック、サーフアイテム、プロサーファーをゲストに招いたトーク、そして僕たちの本音トーク!
サーフィンを知るきっかけとなり、サーフィンが好きな方々にも楽しんでもらえれば嬉しいです。【YouTube 】Channel KumeBro’s
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兄、粂悠平
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