ノーズライディングする為の3つのコツ【サーフヨギー Mar】

サーフヨギーのMarです。
今回はロングボードに乗る人が一度は憧れるノーズライディングについて触れたいと思います。

ボードの先端まで歩いて、足指を引っ掛けて波の上を駆け抜けていく。

それは、宙に浮いているような
重力を感じるような
なんと言ってよいか分からない

フローする感じ。

これはノーズに行った人にしか分かり得ない特別な感覚です。

全てが調和して、とても刹那的で美しい瞬間。

このノーズに行くまでの道のりは意外と長かったり、意外と簡単に行けてしまったりと、人それぞれありますがとてもシンプルで奥深いのが魅力です。

では一体どうしたら行けるようになるのか。

雑誌や教本なんかでもHow toは良く見かけるので、もう少しメンタルな部分についてプロセスをご紹介します。

1, コミットメント

目標設定と海に入る時に1つ課題を設定する。

まず行ってみたい!では敵わないのが現実です。

絶対に行くんだという気持ちを持つことから始まります。

一番は波に乗っている間にいかに考えて波乗りができるか、意識を持ち続けることができるかになります。これは意外と簡単なようで難しく多くの人がつまづく部分です。

Photo: Keitaro Endo

〜ノーズを練習する前にクリアしておきたいこと〜
・100発100中横に滑れること
・自分が行きたい方向にボードをコントロールできること
・レールをセットして加速していく感覚を覚えること
・ノーズライディングに向いているボードを用意すること

見様見真似でがむしゃらに練習をしても非効率なだけですので、基礎を絶対に後回しにせず良く自分を見つめることが大切です。

あとは良い波で練習すること。モモ〜ハラくらいでオフショア、速すぎずホレすぎないショルダーが貼っている波がベストですね。

波に乗っていざノーズへ行けても、気持ち良くなっちゃって意識が完全に抜けてしまいインコンプリートなんてことは良く見受けられます笑

少しづつ感覚に慣れて強い意志を持って挑みましょう!

2, イメージと陸トレ

お気に入りのサーファーや、上手い人のサーフィンをよ〜く観察すること。

DVDやYoutube,Instagramなどで何度も何度も見続ける。そして自分のサーフィンを照らし合わせて行きます。

そして、先生を見つけて実際に教えてもらいましょう。

まず全然できない、分からないという方は動画を撮ってもらい見比べることから始めましょう。改善点を探し、真似をしていくことも一つです。

練習に没頭していると気がつけばそのことばっかり考えてしまうくらいにならないといけませんw。

次に、波の上は常に不安定なので、陸でできることを取り入れましょう。

クロスステップで歩いてみる、スケートボードに乗ってステップをする、またはIndo Boardなんかもオススメです。

身体的な面に関しては、身体が硬くても筋力があまりなくてもノーズライディングはできますが、全身を良くほぐしておくと感覚が覚えやすいので、ヨガやストレッチ、軽い体幹トレーニングが有効的です。

またサーフィンにおける身体の使い方は、ロング、ショートともに共通しているので、実際に陸でその身体の状態を試してみて、機能的に動かすことで理解していけるでしょう。

Photo: Keitaro Endo

3, Tryし続けること

Photo: Shige

すぐに実らないことに落胆する必要はありません。

何年もかかってようやく行けるになったりもします。

子供や若いうちは感覚である程度のことができますが、大人になっていくにつれて反応が鈍ったり動かなくなるので、よりロジカルに考えて、意識と身体を繋げる必要があります。

そして、日々の積み重ねや小さいことが成果となって急に現れるので、努力をしていると自ずと向こうからやって来ます!実際に僕がコーチングしている方は3年かかってようやく形になった方もいます。本人はずっと楽しみながら練習しています。

ノーズまで2mに満たない距離を歩くことは不安定で、時にノーズが刺さってこけてしまうことは当たり前です。焦りや恐怖心を克服し、失敗してもまたやれば良いと思うようにしてみましょう。
この波が来る限り、僕たちは何度でも挑戦できるんです。

サーフィンはとても反省的で、自分と向き合う時間をもたらしてくれます。

自分はまだまだなんだと分からされることで、自然や人に対しての謙虚さや尊敬心の大切さにも気付かせてくれます。

1つクリアしたらまた次の波がやってきて、そしてまたクリアしてを繰り返す。

僕もサーフィンを始めて17年が経ちましたが、常に課題と向き合っています。

それも含めて楽しんでサーフィンライフを送りましょう!

自分の理想のサーフィンを追い求めて…
いつかきっと…

そんな思いを胸にロングボードのプライベートスクールを開催しています。
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