常識の向こう側!型破りのEPS「joistik / KarboLode」

はじめに

サーフィン系YouTuberプロサーファーの粂悠平です。
このコーナーは、僕らが週一回交代で記事を書いているプロダクト「KumeBro’sおすすめアイテム」のコーナーです。
僕らのYouTubeでは、これまでも色んなサーフアイテムを紹介しているのですが、ここでは映像ではなく記事として書いていこうと思ってます。

動画は見たけど、記事としても見てみたいって方にも楽しんでいただける様な記事にしていきたいなと思ってます。

また動画ではお伝えしていない、そのサーフアイテムの説明なども僕目線にはなりますが、記事では書いてるので合わせて読んでみてください。
KumeBro’sが使って良かったと思うアイテムを深掘りし、少しでもサーフアイテム購入の手助けになれるように頑張って行きます。
さあ、本日も行ってみましょう。
サーフボード素材EPSとPUについてパワーレスな小波攻略には定番となったサーフボード素材EPS。

EPSとは、エクスパンダブルポリスチレンの略で、日本では発砲スチロールと呼ばれているサーフボードの素材です。

この発砲スチロール素材(芯材)を、エポキシ樹脂でラミネートしたものがEPSサーフボードと呼んでいます。
発泡スチロールを素材で使うことで大幅なサーフボードの軽量化に成功しました。

一般的なサーフボード素材はPU=ポリウレタンで作られており、最も一般的で主流となるサーフボードの素材です。

このPUをポリエステル樹脂でラミネートしたものがPUサーフボードです。
それに対してEPSのラミネートは、エポキシ樹脂をしようしているのでPUのラミネートに使われるポリエステル樹脂に比べて強度がでます。
この通りで見ると、EPSは軽くて丈夫なサーフボードという認識になるので、PUよりEPSの方がいいねってなりますが、EPSにもデメリットが存在します。

多くのサーファーは今からお伝えするEPSのデメリットが苦手でEPSを使わない方がほとんどだと思います。

EPSの大きな二つのデメリット

まずはじめに、EPSの最大のデメリットは「風」です。
特に岸から沖に向かって吹くオフショアの影響を大きく受けます。
理由はボードが軽量化されていることで、風に煽られサーフボードが滑り出しにくくなることです。
そして二つ目のデメリットは、軽量化されているということです。
サーフィンを快適にするために軽量化したのにデメリットになるの?と疑問に思う方もいらっしゃると思いますが、
軽量化されたことにより浮力も増すので、PUよりもフワフワした安定感のない乗り心地に感じる場合があるということです。
フワフワした乗り心地が普段乗っているPUから乗り換えた時に違和感に感じてしまい苦手要素になってしまうのです。
EPSは適材適所で使い、PUと違ったEPSの乗り方をしっかりできた時に性能を100%発揮することができます。
今回の記事では僕が思うEPSのデメリットを極力無くした常識破りのサーフボードについてご紹介していきたいと思います。

以前の記事で紹介したスパインテックの記事で紹介したChannel Islandsのボードを覚えていらっしゃいますか?

↓↓ まだの方はこちらからどうぞ ↓↓

僕が今まで使用して来た小波用のサーフボードでBest1になりましたが、このボードは小波の膝〜腹で良さを最高のパフォーマンスを発揮します。

しかし、オフショアの風の影響を受けたりサイズが大きくなると反発が大きくなり使用しづらかったりします。今回紹介する「Joistik / karboload」は今までEPSだと使用しづらかったコンディションで快適に使用することのできるEPSなんです。

Joistik SurfBoardsとわ?

オーストリア産のインターナショナルブランドでシャドーシェイパーを持たず、シェイパーのNick Blair本人が必ずシェイプするというこだわりを持っち、

多くの日本人プロサーファーも使用している実績のあるサーフボードブランドです。

Joistikからリリースされている独自のEPS「KarbLode」は一般的になリリースされているEPSよりもあえて少し重量を持たせて作られています。

これが今回僕のEPSの常識を崩したシステムです。

風の影響をもろともしないKarboLode

KarboLodeの絶妙な重量によりEPSの弱点はオフショアに煽られにくく、一般的なEPSで使用しづらかったコンディションでも使用できます。

さらにEPSのフワフワした乗り心地も感じにくいので、PUから乗り換えやすくEPSが苦手なサーファーがEPSの良さを感じることのできるサーフボードです。

EPS一本ではカバーしきれなかったコンディションをKarboLodeなら乗れてしまいます。

なので、使用したいコンディションに合ったJoistikのボードモデルに、KaroLodeを搭載することで基本的に波が小さく、たまにサイズが上がるような湘南エリアのような場所では使い所の多いサーフボードだと思います。

基本的に小波で使用したまに頭くらいのサイズでも使用したいという方にはお勧めのサーフボードです。

こんな人には合わない

EPS独特の反発感はあるため、反発が苦手な方には合わないです。

最後に

使用して1ヶ月JoistikのKarboLodeを紹介しようと思ったのは、初めてのテスト日がオフショアの強いサイズが頭オーバーの普段ならEPSを出さないコンディションだったのですが、今まで触ってきたEPSより少し重量があったので試しに使用してみたんです。

ファーストライドでEPSの常識が壊されたんです。風の影響を受けづらい!
サイズがある波でも弾かれずにしっかり走ってくれる!
びっくりする乗り心地だったんです。

EPSの良さが出る小波で使用してもテイクオフは早く、初速も早い。
EPS一本である程度のコンディションをカバーできる射程圏内の広いボードだなと思ったので今回紹介させていただきました。
KumeBro’sの動画でもライディング映像があるので是非見てみてください。
それでは怪我のないようにサーフィン楽しみましょう粂悠平でした。

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【兄、粂悠平】【弟、粂浩平】
湘南茅ヶ崎出身の兄弟プロサーファーとして活動しています。
主な活動は、
●プロサーファー初のYouTube「Channel KumeBro’s 」にて毎週金曜に動画を配信中!
●サーフィン雑誌「サーフィンライフ」で、KumeBro’sの連載ページを制作!
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