今季1番の注目ボードがついに登場!Channel Islands “G SKATE”
目次
はじめに
サーフィン系YouTuberプロサーファーの粂浩平です。
このコーナーは、僕らが週一回交代で記事を書いているプロダクト「KumeBro’sのおすすめアイテム」のコーナーです。
僕らのYouTubeでは、これまでも色々なサーフアイテムを紹介しているのですが、映像ではなく記事としても書いていこうと思っています。
動画は見たけど、記事としても見てみたいって方にも楽しんでいただける様な記事にしていきたいなと思っています。また動画ではお伝えしていない、そのサーフアイテムの説明なども僕目線にはなりますが、記事で書いているるので合わせて読んでみてください。何かお役に立てたら嬉しいです。
『G SKATE』を、皆さん知っていますか?
今、世界中で最も注目を集めているサーフボードをご紹介させて頂きます。
それがChannel Islandsから発表された『G SKATE』です
毎年最高峰のサーフボードをリリースし続けているChannel Islandsですが、3月に発売された『G SKATE』は、一際輝いて世界中で注目されているボードとなっています。
ではなぜそこまで注目を浴びているのか?そんなところから今回は詳しくご紹介致します。
企画考案した3兄弟
Channel Islandsからリリースされるサーフボードは各モデルに企画考案に深く関わるプロサーファーがいます。有名どころで紹介すると、NECKBEARDはデーン・レイノルズ
CI PROはパーカー・コフィンなど。
サーファーなら誰しもが知っている有名プロサーファーが開発に加わってサーフボードを創り上げています。では『G SKATE』は誰が考案したのか?
それがガダウスカス3兄弟なのです。
世界で最も有名なサーファー兄弟と言っても過言ではない3兄弟で、長男にデーン、次男にタナー、三男にパトリックと三人揃ってプロサーファーで、スポンサーも三人共にVANS。
次男タナー、三男パトリックは共にWCT選手として世界最高峰のコンテストツアーにも参戦した経験があるほどの実力者。
また長男のデーンもコンテストシーンQSツアーで大活躍したのち、フリーサーファーに転向、類稀なサーフスタイルから誰もが憧れるフリーサーファーとして自身のオリジナリティーを出し続けています。
そんな3兄弟は世界各地で大人気で、有名なので知らないサーファーがいないほどです。
日本でも非常に人気が高いサーファーです。
ちなみに僕は次男のタナーとお話しする機会があったのですが、とても気さくに話してくれてあった瞬間にファンになりました。笑
そんな人気者の3人が企画したサーフボードこそがG SKATEなのです。
この時点ですでに気になりますよね?
3人ともトッププロの実力を持ちながらフリーサーファーとしても活躍し、世界各地を回っているなんて経験値が高すぎて良いボードが生まれるのは必然ですよね!
『G SKATE』とは?
Channel Islands公式ホームページより文字を抜粋しています。
2023年NEWモデルのG SKATEはガダウスカス3兄弟が純粋のストークを追求し誕生したデザインです!とにかくスピードとスケーティーな感覚を求めていたGブロスは、DOG TOWNのスケートボードのアウトラインにインスパイアされ、ブリット・メリックと共に新たなスワローテールモデルをデザインしました。
デザイン面ではライトシングルからダブルコンケーブ、ローエントリーロッカー、ワイドポイントフォワードが特徴的で、結果的にはテイクオフ時から抜群のスピードを感じられるデザインに仕上がっています。
全体的にワイド気味のアウトラインと比較し、ヒップを使用する事により、細身なテールブロックを実現させることが可能となり、ポケットでのアクション性を重視されたデザインに仕上がっています。
『G SKATE』はツインフィンのフロー感と直進性と、パフォーマンススラスターのコントロール性を両立させてくれるツインスタビ(2+1)のセットアップをお勧めしますが、パフォーマンスを重視したい方にはスラスターとしてのセットアップもお勧めです。
ツインフィンのパドル力やスピード感を保ちながら、パフォーマンス性を求めるサーファーには最高の一本。
推奨サイズは普段使用されているハイパフォーマンスショートボードより3〜4インチ短くチョイスする事をお勧めします。
とこのように、コンテストシーンで使ういわゆるハイパフォーマンスボードではなく、楽しむサーフィンを追求したサーフボードになります。
でも、楽しむサーフィンを追求したサーフボードってChannel Islandsでもリリースされていますよね?
そうなんです!
ですがこの『G SKATE』はスラスターを純粋に楽しんでいるサーファーにオススメです。
去年リリースされたサーフボードはBobby QuadやFree Scrubberでした。
もちろんどちらのサーフボードもすごく個性的で高性能なサーフボードなのですが、スラスターに乗っているサーファーには一癖あるようなボードのラインナップだったのです。
僕も基本的にはスラスターボードができればスラスターがいいな。なんて思っていました。
Bobby Quadはフィンが4本のクワッドボードで、Free Scrubberはフィンガ2本のツインボードでした。
去年スラスターボードがリリースされなかったのは『G SKATE』を出すための布石だったのかな?と思うほどです。スラスターに乗っているサーファーの皆さんお待ちかねですと言わんばかりに、『G SKATE』が満を辞してリリースされました。
『G SKATE』の特徴
『G SKATE』は細部までこだわって作られているボードですが、1番の特徴はテールデザインです。
軽めのウィングを入れたスワローテール。
このテールデザインをブリット・メリックと共にガダウスカス3兄弟が新たに開発したのです。
これには驚きました。
全体的に幅が広いサーフボードに、狭いテールデザインを起用すると、アウトラインに無理が生まれ乗った時に違和感が出てしまうことがあるのですが、このボードは乗った時の違和感が全くありません。
さすが世界のトップサーファーとトップシェイパーが考案したデザインだなと感銘を受けました!
『G SKATE』に乗ってみた感想
実際に乗った感想はシンプルです。
「めちゃくちゃ楽しい!」
スラスターボードの良さが存分に出ているパフォーマンス性です。
サーフボード自体を短くすると、スピード性が失われることがあるのですがその心配もないです。
ロッカーデザインやコンケーブデザインが考えられているのでスピード性も申し分ないです。
むしろ速いです。笑
これほど操作性が高く、パフォーマンス性も高いとシンプルに乗っていて楽しいです。
サーフボードを思うように動かせるのは、スラスターを乗る一番の理由にもなりますよね。
フィンセッティングは2+1をオススメします。
このフィンセッティングにすることでさらにフロー感を感じられるようになります。
滑らかなターンが出しづらいなと感じる方は2+1にしてみてください。きっとスピードが上がった感覚を味わえると思います。
さいごに
毎年、新作サーフボードには驚かされるのですが、今季リリースされたChannel IslandsのG SKATEには本当に感銘を受けました。
特にテールデザインなので、初見で見た時は正直「なにこれ?」って思いました。
これだとテールが動きすぎてしまうのでは?
と思っていましたが、乗ってみるとそのバランスの良さはすごかったです。
パッと見は少し抵抗があるアウトラインですが、乗ってみると見た目とのギャップに驚くと思います。
もっとサーフィンを楽しみたい!もっとパフォーマンスしたい!と思っているサーファーにおすすめの一本がこの『G SKATE』です!
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【兄、粂悠平】【弟、粂浩平】
湘南茅ヶ崎出身の兄弟プロサーファーとして活動しています。
主な活動は、
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●サーフィン雑誌「サーフィンライフ」で、KumeBro’sの連載ページを制作!
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●地上波テレビ神奈川にて初のサーフィン番組KumeBro’sプレゼンツ「NaluTrip 」を制作!このラジオでは、
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