クラゲに刺された時の対処法

何だか、長い梅雨が続いてますが皆様いかがお過ごしでしょうか?
通常だと、7月22日の海の日には海水浴場がオープンしていましたね。

今年は殆どの海水浴場がオープンを自粛しているようですが、意外にも
この時期にサーフィンなどのマリンスポーツをやられる方達も増えてきているようです。

勿論、コロナがまだ落ち着かない事から
サーファー達もちゃんと配慮してやっておりますね。
そんな中で毎年この時期になると悩める事があります。

クラゲちゃんです。。。。

見てる分には綺麗で、幻想的なんですが刺されるととっても厄介なんです。

ただクラゲの毒には様々な種類があって一概にこれという対処法を言い切る事は
難しいのですが一般的な対処法を纏めてみました。

□患部を擦ったりしない

擦ったり、引っ掻いたりする刺激により刺胞を肌に擦りこませ、毒が体内に入りこむ可能性があります。
この時もし肌に刺胞が付いていたら慌てず剥がしてください。
そして、海水でよく流して下さい。
※この時に真水は絶対に使用しないで下さい!
真水は浸透圧の影響により刺胞が刺激され、さらに刺胞から毒針を出すかも知れません。

□応急手当は温める方法と冷やす方法がある

温める
クラゲ毒の主成分はタンパク質毒素で、40℃以上の熱に弱いので、刺された箇所を40℃以上のお湯に浸けると痛みが軽減されます。

冷やす
刺された箇所は腫れて熱を持つため、冷やすことで血管を収縮させ、痛みが和らぎます。身近なものだと冷たいペットボトルの飲み物や、氷水を入れたビニール袋などを当てて冷やす等心がけてください。

□直ぐに海から上がってください

クラゲ類の刺胞毒の多くはタンパク質毒素です。
クラゲに複数回刺された場合には、アナフィラキシーショックを起こす可能性があるので注意が必要です。

アナフィラキシーショック

アナフィラキシーによるアレルギー反応をアナフィラキシー反応アナフィラキシーショック)という。一方、免疫学的機序によらず過去に原因物質(抗原)に接触したことがなかった者にも同じような症状が生じることがあり、このような非免疫学的機序によるものはアナフィラキシー様反応というが、アナフィラキシー反応とアナフィラキシー様反応の区別は実際には困難なことが多く、症状や対処法もほぼ共通することから区別されずに扱われることが多い

wikipedia参照

アナフィラキシーショックは、受傷後10分から15分経ってから起こる場合があり、溺水につながる可能性があります。
そのトラブルを避けるためにも海から上がる事をお勧めします。

とはいえクラゲは透明で避けながら入るなんていう事も大変です。
クラゲに刺されないための予防としては100%ではありませんが以下の3点が挙げられます。

*ラッシュガードなどの袖のあるものを着る
*予めその海の特性を調べておく
*クラゲ避けのクリームを塗る

特にクラゲ避けクリームは簡単に手に入るのでチェックしてみてくださいね。

そして刺された場合は市販の薬でも治りますが、心配な方は皮膚科などの医療機関へ行かれる事をお勧めします!

この記事が気に入ったら
「いいね !」 しよう

Twitter で

関連記事一覧