脂質について

ここ最近だと糖質の方が皆さんには身近な言葉かもしれません。

それは、糖質制限ダイエットが主流になってきている事からきています。
この糖質制限ダイエットというのは具体的に何でしょうか?

糖質制限

糖質制限とは、食事の糖質を極力カットする食事法のこと。この糖質とは、人間の生命維持や身体活動などに欠かせないエネルギー源となっている、3大栄養素「たんぱく質・炭水化物・脂質」のうちのひとつ、「炭水化物」の一部です。

MELOSより

糖質について分かったところで今回のテーマは脂質の種類について。

何事も減らしたら痩せると思いがちですが、糖質と違い脂質は減らしすぎても良くないんです。
良質な脂質は効率のよいエネルギー源になります。
そして、ホルモンの材料や細胞膜の構成成分になるなどの重要な働きがあるのです。

脂質については次の二種類に分類されます。

|飽和脂肪酸(ほうわしぼうさん)

飽和脂肪酸とは、炭素鎖に二重結合あるいは三重結合を有しない脂肪酸のことです。(Wikipedia)

主に乳製品、肉などの動物性脂肪や、ココナッツ油、やし油など熱帯植物の油脂に多く含まれています。パルミチン酸、ステアリン酸など
MCTオイルやココナッツオイルなどは体に脂肪として蓄積されずらいので、これらの者からとる方がいいかと思います。
乳製品や肉は過剰に摂取すると動脈硬化など体の負担になりやすい点がデメリットです。

|不飽和脂肪酸(ふほうわしぼうさん)

1つ以不飽和炭素結合とは炭素分子鎖における炭素同士の不飽和結合、すなわち炭素二重結合または三重結合のことです。

植物や魚の脂に多く含まれるもの。
常温では液状で、植物油に多く含まれています。
オレイン酸、リノール酸、α-リノレン酸などがあります。
※リノール酸やα-リノレン酸は、人間の体内でつくることができないため必須脂肪酸と呼ばれています。

“一価不飽和脂肪酸”と“多価不飽和脂肪酸(必須脂肪酸)”に分けられ、“多価不飽和脂肪酸(必須脂肪酸)”は抗炎症作用や血中悪玉コレステロールの減少、細胞膜の形成など体の調整に必要な油となります。

ここで注意してほしいのは

トランス脂肪酸!!

近年メディアでも注意を呼び掛けています。
具体的にはマーガリンやショートニング、業務用油などを作る過程で発生するものです

善玉コレステロール(HDL)が減って、悪玉コレステロール(LDL)が増え、心臓疾患のリスクが高まるという研究報告があります。このためWHO(世界保健機関)では、トランス脂肪酸の摂取量を「総エネルギー摂取量の1%未満」にするよう勧告しています。

糖質制限にしても、脂質制限にしてもお勧めなのはモノを選ぶという事です。
脂質に関しては、お魚の油でしたり植物からとる分にはいいとされているので
今一度ご自身の摂取している油について考えてみてくださいね!

余談ですが酸化した油はデメリットしかないので取らないのがベストです。

この記事が気に入ったら
「いいね !」 しよう

Twitter で

関連記事一覧