CTへの道のりを解説

Cover Photo by 最上梨沙

はじめに

皆さん、こんにちは。プロサーファー水野亜彩子です。

今回はWSLのシステムについてお話ししていきます。
まず、WSLとはワールドサーフリーグ/World Surf Leagueの略で、競技として世界のプロサーフィン・ツアーを運営する組織のことです。

その中でも最高峰とされる世界チャンピオンが決定するチャンピオンシップツアー(CT)、チャンピオンシップツアーに出場する為の予選シリーズ、クォリファイケーションシリーズ(QS)。また、ロングボードチャンピオンシップ、ジュニアチャンピオンシップ、ビッグウェーブツアー等を開催しています。

今回はチャンピオンツアー、CTに参戦するための道のりのフォーマットが変更されたのでこちらをご紹介していきます。

1年のうちの前半に行われるQS

WSL/Nichols

今シーズンから導入されたCSシリーズにより、今までのように海外のQSを転戦するのではなく、アジアのリージョナル(アジア地域)で上位にならなくてはいけません。

2021年1月から7月4日までに国内で開催されるイベントQS1000、QS3000、QS5000のうち良い成績を残した5つのイベントがカウントされ、この成績がアジアのリージョナルのランキングに反映されます。

大きなポイントとして、アジアのリージョナルでCSを回れる順位を確保することがとても重要となっていきます。

今シーズンは、コロナの影響でQSのイベントが7月4日までに開催されなかった為、開催地は問わず2020年の上位3イベントのポイントでランキングが決まっております。(QS10000(Sydney Surf Pro)は、極端にスコアが大きくなるためポイントを半分にして計算されています。)

今シーズンから導入されたCS

WSL/Masurel

現在、CS女子1位のブリサヘネシー選手

先ほどから何度か出ているCSシリーズについて詳しくお話ししていきたいと思います。

今までは、チャンピオンシップツアー(CT)とクオリファイシリーズ(QS)の2部構成で行われていましたが、今シーズンからQS10000を「チャンレジャーシリーズ(CS)」と設定しました。
今までのQS10000と同様に、チャレンジシリーズで優勝すると10000ポイント獲得することができるので、CTに入るためにはとても大事なポイントになります。
必須条件として、必ずCSに出場することが重要となります。
その為にはまず前半に行われるQSで成績を残さなければなりません。

2021年から7つのリージョナルツアーに分かれますが、それぞれのリージョンから決められた人数がCSに出場することができます。

【QSリージョン】
・北アメリカ
・南アメリカ
・ハワイ
・オーストラリア/オセアニア
・アジア
・ヨーロッパ
・アフリカ
2021年はアジアには男女各6名がCSへ出場する権利があり、その中で日本は男子4名、女子5名/インドネシア:男子2名、女子1名が出場権を与えられています。

【CS出場選手】
・各リージョンに割り当てられた枠数
・CT選手(男子34名/女子17名)
・ワールドジュニア(男女各2名) 
・ワールドジュニアの試合で勝ち上がった上位2名。コロナの影響で2019年のランキングが適用されています。
・ワイルドカード(男子2名、女子1名)
上記の各枠が割り当てられた男子96名、女子64名がCSに出場する事ができます。

​CSが設定された1つの理由は、若いサーファーが世界を転戦する費用や負担を抑えて地域で成長することを可能にするための策となっています。リージョナルが無い今まではQSも海外を転戦しなくていけなかったので、新しいCSシリーズのシステムはチャンスが増えたのでは無いかと思います。

WSL/Poullenot

現在SCランキングトップ、CT選手カノア五十嵐選手

ドリームツアーCT

QSで良い成績を残し、CSシリーズ出場権を得て良い成績を残すことで、ドリームツアーと言われるCTへの可能性が・・・。
しかし、ここまでの本当に道のりが長く、タフな戦いです。
CTに参戦できるのは男子36名、女子18名。その内、男子20名、女子9名が今シーズンのCTでの上位選手になります。
男女各2名が怪我などによるワイルドカード。男子2名、女子1名がイベントワイルドカード。
そして、各リージョナルのトップ、そしてCT選手が戦うCSで男子は上位12名、女子は上位6名が翌年のCTに参加する事ができます。
また、今シーズンから導入されたCSシリーズのように2022年から大きな変更がもう1つあります。
それは、ミッドシーズンカットです
こちらの意味としては、CT全10戦の内の折り返し地点、第5戦終了時点でのランキングから男子は36名から22名。
女子は18名から10名に選手が絞られ、後半戦が行われるシステムとなります。
2022年後半戦に生き残った選手は同時に2023年のCTクオリファイが決定します。
逆に後半戦に残れなかった選手は、CSに参戦し2023年のCTリクオリファイを目指すこととなります。

2022年は1月から初の男女併催のパイプラインからシーズンがスタート!

今回、新しいフォーマットがどのようなものかご理解いただけたでしょうか?

11月26日〜12月7日まで今年最後のCS、Michelob ULTRA Pure Gold Haleiwa Challengerがハワイ州ハレイワで行われました。
この試合で来年CTクオリファイする選手が決まりました。
各メディアでも特集されてますので是非見てみてはいかがでしょうか?https://www.namidensetsu.com/news/namidensetsu/402917

タフな道のりをひたむきに頑張り続け、世界で活躍している日本人を是非みんなで応援していきましょう!

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