【茅ヶ崎発!キッズイベント】第2回 Yellow Peanuts 開催レポ

はじめに

プロサーファーの久米大使です。
早速ですが、Yellow Peanuts ってなに?って想う人がいると思います。
以前も、quiiverでご紹介させていただいたのですが、僕と幼馴染のプロサーファーの松野陽斗と二人でゼロから考え立ち上げたキッズサーフイベントです。

僕たちの地元である茅ヶ崎に住んwでるキッズサーファーにターゲットを置き、プロサーファーたちと一緒になって一日海で楽しんでもらうイベントです。
今年はそんなイベントを2021年10月23日に開催させていただきました。

イエローピーナツを開催する意味

みなさんからすればこのイベントはただの地域規模のキッズサーフイベントだと思います。
しかし少規模ながらこのイベントにはいろんな意味が込められています。
一昨年、昨年、おそらく今年もこのコロナ禍でサーフィン業界だけでなくどの業界も大ダメージを受けていると思います。
そんな中で一番可愛そうと想うのが子供たちのことでした。
僕はなぜ今になってもサーフィンを続けている、または続けていたいと想うかというと子供の時に友達・先輩や周りから受けた影響が大きかったからです。
子供の頃に参加したイベントや、先輩たちに連れられて行ったサーフトリップでめちゃくちゃ楽しい思いを沢山させてもらいました。
そのお陰でサーフィンを、本気で好きになり上手くなりたいという気持ちに繋がりました。しかしコロナ禍や、世の中の動きによりキッズが楽しめるイベントや交流の場がかなり減ってしまっています。
そんな中でも、自分が経験させてもらったことはこれからのキッズにも味合わせたいという気持ちが止むことはありません。
彼らが大きくなった時に「そういえばイエローピーナツ面白かったよね」って少しでいいから子供たちの記憶に残っててくれれば嬉しいなと思っています。
全国的にも、ここ茅ヶ崎というエリアはキッズサーファーがものすごく多く、全国からも注目を受けているエリアの一つです。なので是非キッズたちにはジュニアや周りにいるプロサーファー達ともっと密接になって良いコミュニティ・関係を作り上げて欲しいと思っています。
このイベントを続けることによって少しでも環境づくりの底上げを手助けできればと思っています。

<Team石川ケンタ・内藤ハルカpro 作戦会議中>

イベント当日に悲劇が…

当日はなんと、サーフイベントなのに見事にフラットな茅ヶ崎の海でした。
しかしそれでも開催できてしまうのがこのイベントならではと思います。
そもそもイベントの種子が ”楽しむ” なのでもちろん波がない場合のスケジュールも用意してありました。今年も前回同様4種目(パドルレース・綱引き・ビーチフラッグ・大縄)の合計点で順位の争いをしました。

<パドルレース>

もちろん子供がプロにパドルで勝つことはなかなか難しい。しかしこのレースはチームの作戦によっては結果的に勝ててしまう。

<綱引き Team金尾レオ・田中トウイpro>

各チームごとに並び方や掛け声が全く違い、各々のチームカラーが全開

<大激戦のビーチフラッグ>

キッズには賞品をかけたビーチフラッグ、そして順位をかけたプロの戦いは平原ソウマpro、大橋カイトproがチームに勝利を届けました。

<大縄跳び Team福嶋タツヤ・大矢ヒイナpro>波がなかったため行われた大縄跳び。意外にも白熱した一種目

写真の通り、晴天に見舞われ子供達とプロサーファー達が一丸となって思いっきり楽しんでいました。
一つの心残りとしてキッズに、プロサーファー達と一緒にサーフィンをさせることができなかったとこが心残りです。
しかしこれもまた他とは違った形でいいなと思えました。
そして何よりサーフィンなしでここまで盛り上がれるのも茅ヶ崎ならではなのかなと実感しました。

見えつつある変化

自分の中では、3年前くらいから地元の子供たちのことが気になるようになりました。
僕たちみんなが想像している理想形までは程遠いが、その当時に比べるとまた上の年代とキッズの距離が縮まっているなと客観的にみんなを見ていて思います。
それにイベントを重ねる度に、みんなお互いの顔や名前を覚え自然と海の中で会話が生まれ少しづつですが関係ができているように思えます。
ものすごく当たり前の事で簡単に聞こえるのですが、自分はこれこそが一番難しくて時間がかかるものだと思っています。
最近サーフィンしていて、そういった光景を見れることが今までになかった新しい嬉しい光景になりつつあります。

それは僕だけでなくイベントパートナーの松野陽斗も感じていて、イベント終了した後にこういった事を話したのを覚えています。

僕的に一番のお気に入りの写真なのですが、参加してくれた子供達に配ったサンバイザーに憧れのプロサーファーみんなからもらったサインでいっぱいになっています。
海の中では、近くにいるプロサーファーでも実際なかなかサインをもらったりする機会がないと思います。
こういう子供の素直な行動が見れる場所を作り上げれた事、そしてこれからも続けていくことの重要さを感じました。

さいごにYellow Peanuts より

今年も沢山のキッズたちが参加してくれました!みんなありがとう!?
当日サーフィンはできませんでしたが、一生懸命ビーチで動き回って楽しんでる姿見れて嬉しかったです!
これこそが海遊びの原点だと思ってます。

今第一線で活躍してる茅ヶ崎のプロサーファーたちも小さい頃から同じように本気で海を楽しんできました。
だから大人になった今でも本気でいられる。
その気持ちを当日はみんなで共有できたかなと思ってます。
そして、来てくれたキッズたちが近い将来どんなサーファーになるかは無限大です。

特にこの地域には色んなタイプのプロサーファーがいます。
コンペティター、フリーサーファー、マルチな活動してる人が多いです。
そんな姿を見て、自分なりのサーファー像を切り開いてもらいたい!何年後か試合で戦ってるかもしれないし、海外に一緒に行ってるかもしれない。
Yellow Peanuts出身の若手・キッズたちが今後どんなサーファーになるか今から本当に楽しみです!

また来年も開催予定のYellow Peanuts。
たくさんサーフィンして上手くなって帰ってきてね!
頑張れピーナッツたち!!

そして今回たくさんのサポートをしてくれたクルー、茅ヶ崎支部、ご協賛頂いたメーカー・団体の方々本当にありがとうございました!キッズたちの成長今後も温かく見守っていただければと思います。

↓↓ 大橋海人プロのYouTubeチャンネル「Oceanpeople 」にて当日のイベント模様がご覧になれます。↓↓

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